「生理が重くて立っていられない」
「情緒が不安定すぎて○にそう」
私も生理が年をとるにつれひどくなっていったタイプなので、あなたの気持ちはとてもよくわかります。
毎年毎年、状態が悪くなっていくんですよね。
生理が軽い人がほんっとうにうらやましいです。
毎月来る生理が重くて会社を休むとかできませんし、そもそも有給を毎月とるって現実的に考えて無理です。
そんな私もついにピルを飲んでみました。
結論からいうとかなりマシになりました。
メンタル的にも症状的にもかなりマシになりました。
正直私の周りのピル服用者は
「ピルあわなすぎて体調崩してやめた」
「私は全然平気だった」
など人によって全く違う感想だったので、本当に飲むか迷っていたんですよね。
そこでこの記事では
▼PMSと月経困難症とは?違いはあるの?
▼実際にピルを飲んでみて、ネットの意見はあてにならないな~と思ったことまとめ
▼私が誤解していたピルのこと。意外にはじめてみたら難しくない!
についてまとめています。
結論をいってしまうと、PMSや生理が重すぎて辛い・月の半分以上しんどい思いをしてしまう人は早めにお医者さんに相談してピルを試しに飲んでみましょう、ということです。
ただ『ピルに興味あるけど、色々な理由から迷っている』そんなあなたのためにこの記事はまとめました。
少しでもお医者さんにいってみよう、と思えたら幸いです。
さあ私と一緒にみていきましょう!
目次
PMSと月経困難症とは?違いはあるの?
知ってるわ~っていう人はこの節はカットしてください。
PMSとは月経前症候群(premenstrual syndrome)といいます。
公益社団法人日本産科婦人科学会のHPよると、月経前、3~10日で精神的・身体的症状で、月経開始とともになくなったりするものとのことです。
たとえば生理前にイライラしたり、集中力が低下したり、ネガティブ思考になったりすることです。
女性それぞれに違った症状があることは、この記事を読んでいるあなただったらよくわかると思います。
月経困難症とは以下のことです。
月経困難症とは月経期間中に、月経に随伴して起こる病的症状をいいます。月経困難には月経に伴う疼痛=月経痛だけでなく、頭痛、嘔吐、下痢や気分変動といった様々な随伴症状も含まれます。
要するにPMSも月経困難症も生理を原因とする体の不調のことをいいます。
知らない単語や慣れない言葉がでてくると、わかりづらいですよね。
言葉の意味がわかったところで、私の体験を次にまとめました。
意を決してお医者さんに行ってみた
この節では私の体験談をまとめています。
とはいっても『婦人科で生理に苦しめられていること』をお医者さんに伝えただけです。
人によっては「いいづらい」と思うことかもしれません。
私もそう思っていました。
それに(生理なんて1週間我慢すればいいじゃーん!)とか思っている部分もありまして。
お金を出してまで、生理を緩和する必要はあるのかな?と考えていました。
ですがここ1年ぐらいで気づいたのですが、排卵日前後、めちゃくちゃ空元気な日があることに気づきました。
情緒がめちゃくちゃ不安定になるんですよ。
それが生理の日まで続く、という排卵日からずっと不調って本当に大変です。
仕事が手につかない、すぐ泣き言をいう、被害妄想がひどくなる、かと思ったら急に前向きになったり、深く考えずに行動したり…
(ピルで少しでもこの症状がおさまってくれたらもっと楽に過ごせるのでは)
と思い、お医者さんにいくことにしたのでした。
まあ結果的にはいってよかったです。
次に実際にピルを飲んでみて、私が感じたネットの意見はあてにならないな~と思ったことをまとめました。
実際にピルを飲んでみて、ネットの意見はあてにならないな~と思ったことまとめ
この記事を読んでいるあなたはピルの情報に興味があって読まれていると思います。
そのなかでも私が個人的に感じた、ネットの意見はあてにならないな~と思ったことをまとめます。
生理がめちゃくちゃ軽くなったという感想
これ、個人差がめちゃくちゃあります。
ピルを飲めば、生理がめちゃくちゃ楽になる!というワケではありません。
げんに私は『かなり重い生理』が『普通の生理』レベルまでになっただけで、腹は痛いし、血はそれなりにでますし、普通にナロンエースを飲んでいます。
ただピルを飲み始めてからはナロンエースが活躍する回数がグッと減ったのは事実です。
まあ私の場合、排卵日のトラブルが減ったのでよかったのですが、生理を軽くしたい人にはちょっと認識がズレてしまうかもしれないなーと感じました。
ピルは高いという認識
ピルって使うまではめちゃくちゃ高い、というイメージでした。
ですが2018年にジェネリックのピルが発売されて安くなりました(と聞いています。)
私は1ヶ月1100円(税込み)のピルを飲んでいます。
私はナロンエースがないと生きていけませんでしたが、これだったら払える人もいるのではないでしょうか?
なぜこんなに安いのかというと、次で説明しています。
避妊が完璧にできます、という文句
ピルの場合
・超低用量
・低容量
と2種類あります。
私は今超低用量のピルを飲んでいますが、これは保険適用のためです。
また上のほうでもいいましたが、2018年にジェネリックのピルが始まりました。
保険が適用されている&ジェネリックのために、1000円程度で手に入るのです。
ただし、低用量のピルは避妊が目的のため、保険が適用されません。
超低用量はあくまで生理で苦しんでいる人のためのもの。
超低用量のピルで避妊は完璧にはできない、と私のお医者さんには言われました。
私の場合はもともと避妊が目的ではないため、超低用量のピルで全く問題ありません。
この記事を読んでいる方はおそらく生理で悩んでいると思います。
きっちりお医者さんに『避妊が目的ではなく、生理で苦しんでいるためにピルがほしい』ことを説明したほうがいいです。
(ちょっと伝えるときは恥ずかしかったですが、今となってはいってよかったです)
さて次に私が誤解していたピルのことについてまとめました。
私が誤解していたピルのこと。意外にはじめてみたら難しくない!
私がピルに対して誤解していたことをまとめました。
管理が大変なものだと思っていた
私も友達が飲んでいたので、どんなものかはだいたい把握していたのですが、
「管理が面倒だな」
と思っていました。
ピルは
1日の決まった時間に必ず1帖飲むこと
がルールとして決められています。
正直、ちゃんと毎日決まった時間に飲めるのかな~という不安がありました。
まあ実際やってみたら、意外とちゃんとできましたけどね!
私はスマホのアラーム機能をつけて思い出せるようにしています。
ピルを飲めば、体調不良から脱出できる…!と思えば意外に続きます。
生理に悩まされている人ほど、ピルは続けられるんじゃないかな~と思いますよ。
絶対に体調を崩すものだと思っていた
私の知り合いでピルをのんで体調を崩した人がいまして、やっぱりピルって合わない人には合わないんじゃないか…と思っていました。
(そもそも私の周りでピルを飲んでいる人がそんなにいない)
ネットで探しても、
・ピルを始めて1ヶ月は吐き気が続いたけど2ヶ月目からなくなった!
・ピルあわなすぎてやめた
とかネガティブなことばっかりなんですもん!
1ヶ月目の吐き気ってどんな感じなのかわからないし。
ってか吐き気が続いたら仕事できないじゃん!みたいな。
私の知り合いもそんなこといっていました。
実際のんでみたら私の場合体調は崩すほどではありませんでしたが、最初の1ヶ月は生理から血が止まりませんでした。
ピル飲み始めて1ヶ月は生理の血が、ちょっとずつ止まらなかったぐらいでした。
最初はめっちゃ焦りましたけどね。
2ヶ月目のピルを飲み始めるころにはすっかり元通り。
他に腹痛や吐き気はありませんでした。
なので結論としては1ヶ月は様子をみたほうがいいです。
それでもきつい症状ならやめてお医者さんに相談したほうがいいです。
結論:迷ってたら早めに飲んだほうがいいよ!
色々いってきましたが、結論としては
生理に悩んでたら早めに婦人科などのお医者さんにみてもらってピルに挑戦してみましょう!
私のように生理以外でも排卵日前後に体の不調がでている人は絶対一回はピルのんでみたほうがいいです。
全然体調が違ってきますよ。
ただし、絶対お医者さんに相談してからピルをもらいましょう。
ピルには血栓症になるリスクがあります。
血栓症とは血管のなかで血がかたまって詰まってしまう状態です。
お医者さんにきちんと相談してからピルを受け取りましょうね。!
さいごに
この記事では月経困難症に悩むあなたへ
▼PMSと月経困難症とは?違いはあるの?
▼実際にピルを飲んでみて、ネットの意見はあてにならないな~と思ったことまとめ
▼私が誤解していたピルのこと。意外にはじめてみたら難しくない!
についてまとめています。
「生理前も生理中もしんどい」
「月のほとんどが体調不良だよ」
というあなただったら、一度お医者さんを受診してピルを飲んでみましょう。
個人差はありますが、今の不調から少しでも抜け出せるなら飲んでみたほうがいいですよ。