私は不安になりやすい性格です。
こういった性格は”不安障害”とか”うつ病”などの精神病になりやすいそうです。
あなたならわかってくれると思いますが、かといって医者にいくレベルではないというか。
ってかいちいち落ち込んで医者やカウンセリングにいってらんないですよね。
面倒ですし、そんなに時間もお金もないよ!
「そういった忙しい生活も原因の1つなのでは?」
といわれそうですが、普通に生きてたら忙しいですよね。
何もしない日や趣味に没頭する日だって絶対必要ですし。
医者にかからずにできるだけのことをして、それでもダメなら医者にいこう。
こう思っている人も大勢いるのではないかと思います。
私もそうです。
だからこうやっていろんな本をよみまくって『これはいい!』と思ったものだけ紹介しているわけですが…
とある本にはふつうにカウンセリングを受けるよりも、人間はどのように変わるのかを科学的に勉強するほうが、不安なきもちやうつが3倍もかるくなることがわかったそうです。
その本というのが今回レビューする『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』です。
不安なきもちを消すためにしっておきたいこと5つ
この本にかいてある内容ですが、とくにこれは有益!と思ったものを解説したいと思います。
不安になったら森や自然のなかを歩け
別の記事でも『不安になったら森のなかや自然のなかを歩け』といっていますが、この本でも詳しく解説しています。
自然のなかを歩くだけで不安が軽減する、という研究結果があるそうです。
こちらでも解説しています。
ストレスを悪いものだ、と考えるとうつになる
ストレスを悪いものだと考えていませんか?
アメリカの退役軍人省が調査したところ、ふだんからストレスを避けようとする元軍人ほど、うつになる傾向が強く、人生に対する意義や幸福感も感じづらいことがわかりました。
つまり『ストレスを強く感じていたとしても、成長になると考えている人のほうが免疫力が高まり寿命がのびる』ということです。
「いやいやストレスが多すぎると病気になるでしょ!」
と思われた人もいるでしょう。
でもストレスまみれだといわれている日本は世界でも自○率が高い国でもありますが、世界のなかでも長寿国でもあります。
矛盾していますよね?
ストレスはある程度ないと寿命は縮みやすいのです。
信じられない!と思った方はこの本のP194を読んでみてください。
不安な気持ちをもつ人ほど具体的に説明できない
不安な気持ちを「最悪」「怖い」といった1つの単語で表現していませんか?
スペインの大学が行った研究によると感情表現のボキャブラリーが減ると不安によるメリットを活かすことができなくなり、コントロールすることもできなくなるということがわかっています。
私も日記を毎日つけていますが、不安な気持ちがあったらできるかぎり具体的に書くように心がけています。
そしてそれを何ヶ月かあとに見返すと客観的にみれるようになっているのです。
ただそのときに『今日は最悪だった』だけだと、いったいなにが起きたのか全くわかりませんよね(苦笑)
だから誰かに説明する気持ちで日記は書いています。
最初はめっちゃ面倒くさかったですけどね(-_-;)
”不安によるメリット”とはP199のあたりで解説されていますので気になったら読んでみてくださいね。
自分の弱さをみとめるために紙にかきだすこと
上の話題に関連して、私は自分の弱みについて分析するために自分の不安を具体的に書くようにしています。
たとえばこんな感じ。
2021/07/01
今日は毒親ブログを更新しようと思ったけど、親にされたことを思い出して辛くて手が止まってしまった。
更新できなかった。あーつらい。
※心の声なので実際はもっと言葉遣いも荒いですよ。
自分の失敗や悩みを紙にかいたり、人に話すことで
でも現実的に考えて、毎日人に話すわけにはいきませんよね。
毎日自分の悩みをきいてくれる人なんてそうそういませんし、相手のほうが私を嫌になるでしょう。
そこで私は日記に書いているわけです。
上のほうでもいいましたが、あとで見返すと
「私こんなことで悩んでたんだ!今考えると大したことなかったなあ」
「こんなに悩んでるけど、今はなんとかなってるからあんまり気にしないでラクにしてたらよかったなあ」
なんて思うのです。
興味を持ったらぜひP168を読んでみてくださいね。
ちなみに私の日記については下の記事で写真付きで紹介していますので読んでみてくださいね。
楽観バイアス
最後に紹介したいのはこれ。
人間にはいまより未来のほうがいいと感じるために、未来にくらべて”いま”を不幸に感じる思考のクセがあるということ。
あなたが今不幸だと不安だと感じているのは未来はよりいいものになってほしいと考えているために、”今は不安だ”と考えているのかもしれませんよ。
これについてはP128に詳しい解説があります。
不安対策では私はこんなことをしています
私は不安になる性格をすこしでもよくするべく本当にいろんなことをしてきました。
そのうち記事にしようと思っているのですが、ざっくり内容をまとめるとこんな感じです。
- 日光にあたるようにする
- 散歩をする
- 自然のあるところにいく
- 運動をする(2021年は水泳をするのが目標です)
- 定期的に肉をたべる
- タンパク質を意識して普段からとる
- お菓子や菓子パンをできるかぎりとらない
- 自分の思考のクセを把握する
ほんの一部ですが、これぐらいやっています。
もちろんボツにしたものは山のようにあります。
あと価格が高すぎるものはできないのでそれは最初から除外しています。
継続できてお金がかからないもので不安を解消するのがテーマです。
そのおかげか、このブログをたちあげたときよりはるかにメンタルが安定してきました。
ありがたい…
(ま、今でもダメなときはダメなんですけどね!!)
もっといろいろ書いてあるから本をよんでみてください
この記事はレビューなので、ざっくりしたことしか書いていません。
この本のいいところは”わかりやすい”こと。
こういう本って内容が難しかったりまわりくどかったりして挫折しやすいんですよね…
ですがこの本は要点だけまとまっているので読みやすいです。
オススメ!
締め
不安なきもちがなぜでてくるのか理由を把握することはとても大事なことです。
この本を読めばどうして不安になりやすいのかもわかりますし、解決方法ものっています。
ただし色々本をよんでも、
「読んだだけでおわり!」
というのが1番もったいないのです。
そのあとの行動がめちゃくちゃ大事です。
1度は試してダメなら次のことを試すぐらいの気持ちでやってみてくださいね。
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