私は親に否定されまくって育ちました。
それはこの記事読んでいるあなたも同じではないでしょうか?
親に否定されて育つと本当に”自己肯定感”とか育ちませんよね。
自分に対して嫌悪感しかない。
とりえもない、自分なんて生きてる価値もない。
ってかそもそも生まれてよかったなんて思えないし。
まっすぐポジティブに生きている友人とかが羨ましくて妬ましくて。
もちろんその人だって色々苦労はあるのはわかるけど…
なーんて思考に毎日悩まされちゃいますよね。
わかりますよ~
このブログを運営している私でもちょっと調子が悪いととんでもないメンタルになってしまいます(汗)
かといって今すぐにこの世からいなくなる方法をとるのはちょっと大変ですしね。
「このままネガティブに人生を終えるのもな…」
「もっとラクに生きられる方法はないものか」
このブログをはじめてもうすぐ3年近くなりますが、私も私なりに努力を重ねてきました。
特に読書を通じてメンタルの改善についてめちゃくちゃいろんな方法を探して試してきました。
(もちろんまったく効果のない・継続が難しい方法が圧倒的に多かったです)
そのなかでも特に私がメンタルの改善に役に立ったと感じた本をあなたに教えたいと思いましす。
いろんな本があるのであなたが興味のもった本から読んでみてくださいね。
本についてはこの記事でもまとめています▼▼
※この記事では著者の名前を敬称略させていただいております。
親に否定されまくって育った私がメンタルを改善するうえで役に立ったと感じた本6選
気になった本があれば読んでみてください。
それは本当にあなただけのせいなのか
日本人の9割が知らない遺伝の真実(著:安藤 寿康)
あなたはさんざん親から人格否定をされてきましたが、本当にそれはあなた”だけ”のせいなのでしょうか?
そもそも人間の性格とはいったい何で決定されると思いますか?
それに対して1つの答えをだしたのが、『日本人の9割が知らない遺伝の真実』という本です。
この本は日本の学者さんが、日本の双子を対象に長年遺伝と性格について研究していることをまとめてあります。
結論だけいうと人間の性格を決定しているのは遺伝と環境です。
あなたがネガティブな性格になっているのは半分遺伝で半分環境のせいです。
決してあなただけのせいではないことをこの本を読んでしっておきましょう。
ストレスの毎日なら必読
スタンフォードの自分を変える教科書(著:ケリー・マクゴニガル)
「自分を変えるとかもう無理でしょ」
「でももし自分をかえることができたらいいのに」
こんな矛盾した思いを抱えていませんか?
たしかに”自分を変える”とかうさんくさいですよね(笑)
そんなかんたんに変えられたら苦労しないですし。
でもこの本では『自分をコントロールする能力:意志力』について取りあげています。
自分をコントロールすることができたら自分を変えられると思いませんか?
ではどうして人間は自分をコントロールできないのでしょうか?
この本のなかでは自分をコントロールできない人の特徴についてまとめられています。
ぜひ読んであなたの人生に役立ててください。
私は読んでてとても面白かったです。
いい人でいることをやめよう
幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT(ラス・ハリス)
これは私が2021年に読んで1番よかったと思う本です。
『人は幸福なるべきだと考えていないか?』
『ネガティブ思考を悪だと考えていないか?』
そんな問いかけから始まる本です。
たしかにそう思っている自分がいますよね。
この本では「心はそもそもネガティブ思考である」ことを何度も教えてくれます。
そのうえでの対策が書いてありますので、私的にはかなり心に響きました。
ちなみにこんなふうに部屋に本の一部を書きだしてメンタルが病んだときによみあげています。
※自分のためのものなので字が汚いです。
どうしてここだけ書き出したかというと、何回でもこれを思い出したいと思ったからです。
たぶんこの本を読めば意味がわかります。
私は少なくともネガティブになったときに声に出していうと気がラクになります。
文章がギッチリなのでちょっと読みづらいかもしれませんが、興味をもったらよんでみてね。
良著だったので後日下の記事にてレビューをかきました。
あなたは本当に不幸せなのか
格差は心を壊す 比較という呪縛(著:リチャード ウィルキンソン・ケイト・ピケット)
日本は不幸な国だ、と考えていませんか?
給料はいつまでもあがらない、長時間労働、過酷な勤務体系、密な人間関係にやられるメンタル…
未来に希望もない。
たしかにここだけ一見すると日本はかなり不幸な国のように見えます。
でもおかしくないですか?
日本は世界でも類をみないほどの長寿大国です。
「これから平均寿命は下がっていくでしょ」
そうお考えかもしれませんが、今現在で超しんどい思いをしている人はかなりいます。
それは最近の日本の自殺率からもわかるかと思います。
なのにどうして平均寿命は高いままなのでしょうか?
私はいろんな本を読んだので答えを知っていますが、この本ではまた違った答えを出しています。
この本の面白いところは著者がイギリス出身でオーストラリア在住の方だということです。
第三者の視点で日本をみることができます。
またイギリスもアメリカも大変なんだな…っていうことがわかります。
知識的な興味があるかたはオススメです。
あなたの親はなぜ話をきかないのか
事実はなぜ人の意見を変えられないのか(著:ターリ・シャーロット)
あなたは今まで親にいろんな意見をぶつけてきています。
でも親どうしてあんなに考えを変えないんですかね?
あなたが子どもだから意地でもいうことをきかないのでしょうか。
もちろんそういったどうでもいい親のプライドが原因だと考えられますが、ほかにも原因がみつかりそうな本を紹介します。
私ははじめ父母を説得するにはどうしたらよかったのかな~という気持ちで読み始めたのですが、読み終わると
「あ~説得を諦めて実家を脱出して本当によかった!」
という気持ちになりました。
結論からいうとこの本は『親を説得するのは無駄である』ことをいやというほど教えてくれます。
この本を読んだらすぐに実家脱出計画を建てましょう。
生きる意味はあるのか
火の鳥 鳳凰編 (著:手塚治虫)
最後はマンガです。
火の鳥はいろんなシリーズがありますが、私が直近で読んだなかで1番ハッとした鳳凰編を今回は紹介します。
テーマはズバリ『生きる意味はあるのか』。
私もずっと「自分が生きる価値はあるのか」とか考えてしまうクセがあるのですが、火の鳥鳳凰編を読み直していたらその答えがのっていました。
もし私と同じように生きる意味について考えてしまう人がいたらぜひ一読してほしい本です。
マンガなので読みやすいかと思います。
私は火の鳥ではほかに望郷篇が好きです。
ネガティブ思考の人はその気持ちを放置しがち!
ネガティブ思考の人が全員そうだとはいいませんが、
ネガティブ思考の人はそのネガティブな気持ちを放置しがち
な傾向があるそうです。
これをしったとき私も「たしかに…!!」と納得してしまったものです。
(たしかどっかの本にかいてあったのですが、どれだったか忘れました…)
ネガティブ思考のときってその考えに体が支配されてしまうっていうか、体がとにかくだるい!
だるいっていうか何もしたくないぐらいおいつめられているんですよね~
だからついついベッドで横になるだけで精一杯…
なんて感じですよね。
体調が悪かったら、ネガティブ思考というより体調が悪いせいなので無理して動くのはやめましょう。
体調がいいときにこの記事で紹介した本を読むようにして、自分のネガティブ思考とむきあっていくようにしてくださいね。
何事もマイペースが大事ですよ!
さいごに
この記事では親に否定されまくって育った私がメンタルを改善するうえで役に立ったと感じた本について解説しています。
すべていきなり読むと絶対挫折するので、1冊ずつゆっくり読んでみてください。
たとえ1冊しか読まなくても前のあなたよりは理解がすすんでいます。
今の何もしない状況よりははるかにマシです。
意外かもしれませんが私も「たった1冊の本を読んだだけで何が変わるんだ」と思っていた時期もありました。
つい2,3年前の話です。
それがいつのまにか年間100冊以上本を読むようになっていました。
もちろん読書するだけでは何も変わりません。
読書して自分の行動を変えなくては何も変わりません。
でも自分の行動を変えるためにはそもそもその知識がないとできないのです。
やるかどうかは読んでから決めてくださいね。
やらないと決めるのも大事な意思決定ですよ。