親のことで悩んでいるなら相談する相手は選んだほうがいい。
タイトルの通りです。ただこの記事をみている人のなかには
「そりゃそうでしょ」
と思う人が多いと思います。
私だって7年ぐらい前はそう思っていました。いや、割とここ数年かもしれない。
私もちょっと前に相談メールの受付などをしていましたし(【2019/12/16更新】あなたの毒親相談&話しききます。【現在受付停止中】)、今でもたまーに相談のメールをいただくのですが、
どうしても私が力になれない人
っています。(※今は相談メールの返信の確約ができないので相談は受付ていません。)
本当に極端な例ですが、
・「こういうのって法律的にどうなんですか?」
・「未成年です。生きるのがしんどいです」
・「殴られています、つらいです」
こういったものは私の相談ではないほうがいいかと思います。
私は弁護士でもないですし、未成年の方でしたらスクールカウンセラーのほうがいいですし、殴られていたら別の相談窓口のほうがよっぽど現状は変えられます。
もちろん相談でいただいた方で私が力になれそうにないな、という方にはそちらを紹介させていただきました。
未成年のときの私はというと大学のスクールカウンセラーさんにはめちゃお世話になりました。まさにマザーテレサのような方でした。
最近気づいたのは
・相談相手にも得意分野・苦手分野がある
・自分は何をいわれたいのかはっきりしておくと楽
ということです。
結論からいうと相談相手を間違えるとあなたが傷つきますし、前にも進めません。
なんでこんなことがいえるかというと私も相談相手を間違えてめちゃ傷ついて経験があるからです。
この記事では相談する相手を間違えるとどうなるか私の苦い失敗談と相談するときのポイントを書いています。
もし誰かに相談したいならこの記事を一読しておくと必要以上に傷つかなくてすみますよ。
間違えた人に相談してしまった私の失敗談
これ私の黒歴史なんですが、あえて書きましょう。
私は最初に大学のスクールカウンセラーさんにお世話になった話をちらっとしました。
そう、大学には実家から通っていたので両親との摩擦がめちゃくちゃ強くてはっきりいって病んでいた時期だったと思います。
当然そんなに精神的にやられていると就活も荒れてしまいます。
さらに就活の親の過干渉、「東京の企業なんて許さん!!」という恫喝、泣く母親、「どうしてこんなに親を困らせるんだ」という親の罵倒…などなど。
私そんなに迷惑かかることをしたかなという感じでしたね。
そんなとき自宅で就活で激しい口論を母親とした際についにプッツンとなって就職課の人の電話して仲裁にはいってもらおうとしました。
私はただ「娘さんの人生は娘さんのものなんだから、」とかいってほしかった。
でも就職課の人には電話越しに「まあまあ、タチカワさんの親御さんはタチカワさんのことが心配なんだよ」といわれるだけで。
すっごい信頼していた人だっただけに正直、めちゃくちゃきつかったですね。
いや今ならわかりますよ。就職課の人は”大学生を就職させること”が目的なだけであってこうやって連携のとれていない家庭の子はどうでもいいんだってことが。
仕事ですからね、しょうがないですよね。
でもそのあと母親には「あんたが騒ぐから私が変な親だと思われる!」とかいわれましてね。
それは事実じゃね?なんで気づかないの?
まともな親だったら自分がいままでやってきたことを棚上げして子どもに「あんたなんか産まなきゃよかった」とか言わないと思うんですよね。
あのときは本当に○○を考えました。できなかったですけど。
このあと大学のスクールカウンセラーさんに出会えたので私もなんとかなりました。
…というエピソードがありまして。
反省としては当時の私はかんっぜんに相談する相手を間違えました。
ストレスでやられていたとはいえ、ほんっとうに致命的なミスをしてしまいましたね。
これは本当に今でものたうちまわるレベルで後悔しています。
自分のアホ!!本当に就職課の人ごめんなさい!!
無駄に傷ついちゃったな!自分!!
だからこそあなたには相談する相手は間違えてほしくないのです。
きちんと相手がどういう立場の人で、自分のいってほしいことをいってくれるかなんとなくでもいいので想像しておきましょう。
「そんなことをいわれても相談できる相手がいない…」と思った方はこのままお読みください。
普通の人にはそもそも毒親エピソードは複雑で長いので難しい
私もそうなのでわかるのですが、そもそも毒親の相談って話すのめちゃくちゃ大変じゃないですか?
エピソードがありすぎて人に説明するのが大変だし、でも言い方を間違えたら説教をくらいそうだし…と考えているとものすごい文章量になりますよね。
ということは話をきく側にも同じぐらいの聞く力が必要になってくるのです。
また親の悪口なんてききたくない!という人もなかにはいるでしょう。
そういう人は事前に察して話さないのがいいのですが、なかなかタイミングが難しいとついぽろっとでてしまいますよね。
でも運が悪いと上で話した私のようになってしまいます。
それをさけるためにもわかる人にストレスを適度に文章化したり愚痴だしをやっておきましょう。
私もよくやるのですが、文章化して他人にみてもらうだけでも随分と違いますよ。
また相談するときはアドバイスを求めているのか共感を求めているのか、求めている回答をはっきり意識しましょう。
せっかく時間をもらっているのですしね。
それすらもわからないときは、とりあえず話をきいてほしいのですが、とつけたすのがベストですね。
「でもそんな同じような相談相手もいないよ…」というならネットの相談サイトがありますよ。
私がよくみている相談サイトなど
私の趣味は相談サイトをのぞくことです。
オススメの相談サイト・人
ちなみに私は色んな人の人生相談をみるのが好きでさまざまな記事を読むのですが、以下のサイトや人をよくみさせてもらっています。
そのなかでもオススメを厳選して紹介したいと思います。
ときには天国、ときには地獄・発言小町
▶発言小町
読売新聞社が運営している相談サイトです。
他の相談サイトと違う点は発言小町には編集部があり、一度検閲が入ってから相談がネットに公開されるということです。
それゆえに投稿しても相談が公開されない、なんてこともあります。
(はずかしながら私もやってみたことがありますが、一回も掲載されたことがありません)
複数の回答が返ってきますが、辛辣な回答も多いので相談するときは注意が必要です。
ほしい回答があるときはオススメしません。意見がとにかくほしいときはいいですよ。
もちろんバレない程度にフェイクは必要です。
気になったらのぞいてみては。
はっきりすっぱりとした回答がみたいときは・幡野広志さん
この方は最近私もしったのですが、カメラマンの幡野広志さんの人生相談もよかったです。
有料部分になっているところがどうしても読みたいなら一週間限定の有料会員になるか、書籍になっている相談もありますので気になったら読んでみるのをオススメします。
ちなみに私はゆっくり読みたかったので書籍で読みましたが、幡野さんのスッと心に入る文章がすんごくよくて「私もこんな文章が書きたいな」と思いましたね。
私が幡野さんの回答で1番スカッとした・ハッとしたものについては別に記事にしましたので、下のリンク先でよんでみてください。
1人小町が面白い・斗比主閲子の姑日記
個人ブロガーさんになってしまいますが、この方のブログは相談もうけつけていて面白いです。
よくのぞかせてもらっています。
相談する方は女性が多めだと感じます。
優しく回答してほしいときはその旨をつけると優しく回答してくださいます。
相談内容をしっかり目を通して自分の相談をかいてみよう
実際によんでいただくとわかるのですが、各サイトごとに相談の傾向・回答の傾向が違います。
しっかりとあなたの相談の傾向があうかどうか判断しましょう。
そしてほしい回答についても最後に一言そえるとあなたのほしい回答がきやすいですよ。
例1:意見をください。
例2:話をきいてほしくてメールしました。
さいごに
今抱えているストレスを話すとスッキリしますが、相談相手には気をつけましょう。
かつての私のように傷つかなくていいことで傷つくハメにはなります。
もし相談相手がいない場合はネットの相談掲示板をオススメします。
その際は
・どういう答えを求めているのか
・相談サイトの傾向
をしっかりとおさえてあなたがほしい回答がくるように相談をしましょう。
相談をして傷つきたくないですからね!
この記事を書いた私の実家脱出話は下の記事の先でまとめています。