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これがあてはまったらあなたの親は”サイコパス”の可能性アリ!

「うちの親って外面はいいんだけど、家のなかじゃひどいんだよなあ…」

「しかも何考えてるかわかんないし、すぐ人をふりまわす」

こんなふうに親に対して嫌いだけど、それ以上によくわからない親の行動に困惑したことはありませんか?

家の外では『いい人!』『仕事ができる』『真面目』など高評価をもらっていたりするので余計に混乱します。

家のなかでは

・平気で約束を破る

・結局いつも自分が得することしか考えていない

・怒ったり注意しても理解しているようにみえない

こういった態度をとられることがしょっちゅうなので、外でなぜ高評価なのか全くわからない。

実はそれ、サイコパスの特徴なんです。

皆さんは勘違いしがちなのですが、サイコパスには

・犯罪をしてしまうタイプ

・犯罪をしないタイプ

この2つに大きくわかれています。

映画やニュースなどで取り上げるのは『犯罪をしてしまうタイプ』なので、そちらのイメージが強くなりがちです。

ですが本当に怖いのが『犯罪をしないタイプ』のサイコパスなんです。

そこでこの記事では

・サイコパスの特徴

・対処法

についてまとめています。

もしあなたの親がサイコパスだったら一刻もはやく気づくべきです。

なぜなら話し合いは通じないからです。

しっかりとこの記事をよみこんでサイコパスについて特徴をとらえてこれ以上傷つかないように気をつけましょう。

サイコパスとは一体?

まずはサイコパスについての情報をわかりやすくまとめました。

サイコパス傾向が高い人の特徴とは

アメリカ精神医学会が発表した診断基準によると、15歳以上で以下7つの項目のうち3つ以上があてはまったらサイコパス傾向が高いといえるそうです。

  1. 法律にかなって規範に従うことができない、逮捕に値する行動
  2. 自己の利益のために人をだます
  3. 衝動的で計画性がない
  4. けんかや暴力を伴う易刺激性
  5. 自分や他人の安全を考えることができない
  6. 責任感がない
  7. 良心の呵責がない

(アメリカ精神医学会の「DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引」より)

あなたの親の場合はどうですか?

恐らくわかりづらいと思いますので、この項目のなかから②自己の利益のために人をだます、③衝動的で計画性がない、⑦良心の呵責がないについて具体例をだしていきたいと思います。

②自己の利益のために人をだます

サイコパスは「自分が疲れたから」といって自分中心に物事を考え人との約束を破るのは日常茶飯事です。

相手の人がどんな嫌な気もちになるか、という想像ができないために常に自分が中心の生き方になってしまうのです。

またこれは会社のなかにいそうな人ではありますが、自分が気に食わないからという理由で特定の他人をいじめ抜いたりするのも1つの例です。

しかし上司や自分にとって利益のある人にはそういったことは一切しません。

理由は単純で自分にとって利益がなくなってしまうからです。

こういった人は上司にはうけがよかったり、親戚の人には猫をかぶることが息をするようにできてしまうので非常に厄介なタイプの人です。

あなたの親は外面がよく、あなたの前にだけ本性をあらわしていませんか?

③衝動的で計画性がない

気分がくるくるかわってふりまわされる親っていますよね。

さっきまで右っていってたのに、急に左といいだしたり、本当に親の考えが読めない!なんてことありませんか?

これもサイコパス特有の考え方で、第一に自分の利益が優先されていることの現れです。

サイコパスの人は自分が優先されないと気づくと今度は正論でねじふせてきたりします。

⑦良心の呵責がない

これが1番のサイコパスの特徴といってもいいかもしれません。

人との約束を破ったりしたら「申し訳ないな…」と思いますよね。

でもサイコパス傾向が高い人は一切そういった感情がありません。

『しょうがないだろ。』と一見開き直っているようにみえますが、本気でそう思っている人たちなので良心の呵責が一切ありません。

親があなたとの大事な約束を一方的に破っても平気な顔で「なんで泣いてるのかわからない」といっていたら非常にヤバイといえます。

サイコパスはどのぐらいいるの?

サイコパスはアメリカには人口の約4%、日本を含む東南アジア地域では100人に1人の割合で存在するといわれています。

今現在でもサイコパスにははっきりわかっていないことが多いです。

その原因としては

・サイコパス傾向が高い人は自分をサイコパスだと疑わない

・治療が非常に難しい

というこの2つが大きく関係しています。

私もこの人は完全にサイコパスだなと思った人がいるのですが、その人も絶対に自分をサイコパスだと認めないだろうなと思います。

(この人の話はいずれしたいと思います。)

「サイコパス=暴力的な人」とは限りません

多くの人が「サイコパス=暴力的な人」というイメージがあると思いますが、全くそうではありません。

もちろん良心が欠如している人が多いので、暴力を使う人もいるでしょう。

ですがサイコパスの恐ろしさはそこではありません。

サイコパスは自分の手を汚さずに相手をコントロールすることに長けているのです。

例えば直接あなたに注意するのではなく親戚を通して伝え罪悪感を煽ったりします。

サイコパス=暴力的というのはあくまで一面だということは理解しておきましょう。

サイコパスは先天的、ソシオパスは後天的

ソシオパス、という単語を聴いたことがありますか?

ソシオパスというのは生まれてからなんらかの原因でサイコパス傾向が強まった人のことを指します。

ソシオパスの人もサイコパスの人と同じ特徴をもつことがわかっています。

ただしサイコパス・ソシオパスについては現在でも発症要因等はまだまだ多くの謎があり、詳しいことはわかっていません。

そもそも自覚している人があまりいないので、症例も集まらないのです。

ただ後天的にサイコパス傾向が高くなる人もいることは覚えておきましょう。

正論で追いつめてきたら疑ったほうがいい

「はあ?少し考えたらわかるでしょ」

「こんなことで泣くなんてほんとうにありえないんだけど…」

親にこういったことをいわれたことはありませんか?

確かにどんなことでも『ちょっと』考えればわかることかもしれませんし、泣くほどのことでもないかもしれません。

こういうのは正論といいます。

正論は人を黙らせるのには最強の言葉だと私は考えています。

正論は”正しい論”なので誰もいいかえしにくいのです。

特に親に言われたら誰でも弱いと思います。

でも人間の人生って正論で生きれるほど簡単じゃないですよね。

あなただって正論で生きれたら、医者などの国家資格をとって高給をもらってさっさと1人暮らしを初めているはずです。

それができたら苦労しないですよね(苦笑)

あなただって昨日恋人にフラレて落ち込んでいる友達に、「いつまでも落ち込んでたらチャンスを逃すよ!」なんて声はかけませんよね。

家族、ましてや親の言葉はとにかく影響力のある一言です。

子どもにたいして正論でつめてくるなんて鬼ですか。

正論で人生が楽しく生きられたら苦労しませんよね。

上のほうでも解説しましたが、サイコパスの大きな特徴として『良心が欠如している』『相手の気もちがわからない』ということがあります。

もし親が正論でつめてきたら、サイコパスかもしれないなと思ってください。

またこういった人々はいわゆるモラハラにみえる可能性があります。

※モラハラ(モラル・ハラスメント)の具体例

  • 罪悪感を持たない。
  • 責任を他人に押し付ける。
  • 強い者には弱く弱い者には強い。
  • 猫なで声や慇懃無礼
  • ある事柄においてのみ感情的恐喝をするのではなく、もともと感情的恐喝が出来る人格である。

(wiki モラルハラスメントの特徴行動パターンより引用)

このように特徴が似ていますよね。

ただサイコパスであろうとモラハラであろうと、結局ストレスになることには変わりありません。

対処法はあるのでしょうか?

対処法はある?

「もしかしてうちの親ってサイコパス気味かも…」

とここまで読んだ方のなかで思われた人もいると思います。

残念ながらサイコパスに対処する方法は”逃げる”ことしかありません。

なぜならサイコパスは世間的にはうまくいっている人が多く、あなたが親の本当の顔を知っていたとしても周囲の人が信じてくれる可能性は低いからです。

むしろあなたが追い詰められてしまうかもしれません。

もしサイコパスについてもっと知りたいと思ったら下の本をおすすめします。

この本の1番最後にでてくるのがサイコパス傾向が高い親の話なんですが…、読んでいた私もゾッとしてしまいました。

この本の著者の精神科医・名越先生の話によると、やはりサイコパスに狙われると反撃をするのではなく、逃げることが1番の対処法であることが書いてあります。

さいごに

この記事では親ってもしかしたらサイコパスかもと思った方のために以下の情報をまとめています。

・サイコパスとは?

・対処法について

ただしサイコパスに対してとれる方法は逃げることしかできません。

サイコパスの人は一見人当たりがよく優秀な人も多いため外部の人にはなかなか理解してもらえません。

あなたがいくら親の本性をしっていたとしても、周りの人の味方をえることは難しいでしょう。

もし親がサイコパスだったら早めに一人暮らしができるように準備しましょうね。

一人暮らしなんてまだできないと思ったら下の記事をおすすめします。

この記事を書いた私の実家脱出話については下の記事の先でまとめています。

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