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毒親に育てられた人は毒親になるの?”とある研究”から回答がでました。

毒親に育てられた人は毒親になりやすい、というのはどこかできいたことがあるかもしれません。

実際私もネットニュースでみかけたことはあります。

毒親の親も毒親のことってよくあることですし、私の親の親も毒親でした。

だからこそ毒親に育てられた人は毒親になりやすい、というのはいっけん根拠があるような気になってしまいますよね。

実はこれをはっきりさせる研究があるんです。

1993年イギリスのジャック・オリバーという精神科医がまとめた研究によると、世代をこえて連鎖していく虐待について発生率を予測したところ3分の1であることがわかりました。

つまり、毒親の子が毒親になる確率は3分の1ということです。

ちょっとわかりづらいと思いますので、この記事では

・毒親の子は毒親になるの?

・毒親になる人とならない人の差はいったい何?

・どうして親が毒親になってしまったのか分析してみよう。

これらを詳しく解説していきたいと思います。

毒親に育てられると子どもも毒親になるの?

毒親の子は毒親になりやすい、といいますが本当にそうなのでしょうか。

以下の研究があります。

1993年イギリスのジャック・オリバーという精神科医がまとめた研究によると、世代をこえて連鎖していく虐待について発生率を予測したところ3分の1であることがわかりました。

親になったとき同じように虐待を

・する人

・しない人

・どちらでもない人

この3つのパターンにわかれるということがこの研究からわかっています。

まだこの結果は救いがありますよね。

私もこの研究をみたときホッとしたのを覚えています。

私も子どもにたいして同じような態度をとってしまうのではないか、という不安がいままでありました。

でも確率は3分の1。100%じゃないなら、なんとかできるかもしれません。

毒親になる人とならない人の差はいったい何?

毒親になる人とならない人の差はいったいなんでしょうか。

怒りのコントロールができる人

私もこのブログをたちあげて色々調べているときに知ったんですが、

大人って自分の怒りを管理できる人

のことのようですね。正直、知らなかったです(笑)

私の周りにいる大人は自分の感情をストレートにぶつけてくる人ばかりだったので、そういうものかと思っていました。

また日本の研究で夫婦間のケンカを目撃した子どもは夫婦間の暴力をみた子どもより脳が縮むことがわかっています。

これについては下の記事の先でまとめています。

毒親に育てられると〇〇が縮む!?あなたが生きづらい原因は〇〇のせいだった。

なので怒りのコントロールがある程度できないと悪影響を与える毒親傾向がかなり強くなるな…と思います。

だって悲しいですよね、親がケンカしているのって。

いくら関係なくても子どもは『親は自分のせいでケンカしてる』と罪悪感を感じてしまいますし。

ちなみに罪悪感を感じさせる親は毒親であるという研究が最近でてきました。

これ”だけ”で毒親の可能性アリ!毒親のたった1つの条件とは?

自立と依存がちょうどいいバランスに保てる人

私は今まで依存は悪いものだと思ってきました。

いいますよね、依存はよくないとかって。

でも人間ってある程度の依存と自立で人間関係を保ってるんですってどこかの本に書いてありました。

確かにそうですよね。何事も依存しすぎも自立しすぎもよくないと思います。

ある程度は関心をもって、ある程度は離れて人間関係を保てたらちょうどいいですよね。

毒親って関心もちすぎか自立しすぎ(子どもに興味がもてなすぎ)なんですよね。

そして人の話をきかない(泣)

ちょうどいい距離感をもちたいと思います。

子育ての困難をさまざまな手段を使って回避できる人

産後クライシスなんて言葉があるように、子どもというのは産んでからがスタートです。

日常生活に子どもがいるだけでも生活は一変。

私も子どもがいないので説得力のあることはかけませんが、体力精神力ともに大変な日々が続きます。

先ほどもいいましたが、依存と自立のバランスがある人はすべてを自分で抱えずにすぐに相談できるところがないか探したり、人に相談できたりします。

人に悩みを話すだけでも心象的には大きく変わってきます。

ある意味相談できる人はプライドが高くなく、なんでも自分でやろうとしない人、ともいえます。

私も親を頼れないので、子どもをつくるならそういった制度はきちんと把握しなくてはいけないなと思います。

困ったら助けが呼べる人

上のほうでもいいましたが、ようするに困ったら自分で抱えずに助けが呼べる人は自立ができている人です。

とある本を読んでいたとき目からウロコだなと思ったのが、

自立できている大人は子どもにグチや相談をしない。自分から適切な人に相談できる。

という一言があって、もうめちゃくちゃ納得&感動しました。

正直子どもに相談されても、って感じですよね。

年齢や人生経験もありませんし。

母親に『なんでこんなこともわからないのよ!』とブチ切れていた昔の私が少し救われた気がしますし、私も適切な人に相談できるようになろうと思いました。

どうして親が毒親になってしまったのか分析してみよう。

どうして自分の親が毒親になってしまったか、わかりますか?

分析したことがなければ一度分析してみるのをオススメします。

ちなみに私の親の場合

・田舎&農家という閉鎖的な環境

・父親の親の性格の悪さ

・母親の臆病な性格

・親二人の心の余裕の無さ

まだまだ原因はあると思いますが、パッと思いつくだけでもこれだけあがります。

なので私は田舎じゃなくて都会に住みたいと思いましたし、自分のマイナス思考の性格をふりかえるきっかけになりました。

今ではだいぶマシになったと思います。

反芻(はんすう)思考をやめたい私が実際にやって効果のあった方法10選!

最後にもう一度ききますが、あなたの親はどうして毒親になってしまったと思いますか。

そのポイントをはっきりさせて、あなたは同じ過ちをくりかえさないように対策をとっていきましょう。

さいごに

この記事では毒親の子どもは毒親になるかについて解説しています。

毒親の子どもは必ずしも毒親にはなりません。

親のような人間になりたくなかったら、どうして親がそんなふうになってしまったか考えましょう。

次にどうやったら自分が親と同じようにならないか考えましょう。

私も親が毒親になってしまったポイントをふりかえり、自分はそうならないように今も努力を続けています。

あなたも同じことのくりかえしにならないように、ちょっとずつ自分をかえていきませんか?

私の実家脱出話は以下の記事の先でまとめています。

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