さてこれが当ブログ最後の記事となります。
毒親で苦しむ人がこの世から少しでも減りますように祈っています。
御礼と裏話とか
ここまでみてくださって本当にありがとうございます。
本当はまだまだだしたいエピソードがたくさんあったのです。
- 親の気に入る部活をしないので家をおいだされた話
- 両親の乱闘を目の前でみて辛かった話
- その両親が試合しているのをみてしまった話
- 「いとこは生理なんて自分で解決してたよ?」と母親にいわれた話
- 女だからという理由で大学にいけなくなりそうだった話(奨学金でなんとかなった)
とかなんとか…もっとありますが思い出したくないので割愛。
このあたりはいろんな方が「私も!」といいそうなよくある話ですよね。
(ツイッターだとよく話題になってる)
この記事を読んでいるあなたも経験したことがあるのではないでしょうか。
もう本当にテンプレすぎる毒親でした。
ただそれがみなさんにどう役に立つかというと難しくて披露するタイミングがありませんでした。
こういうエピソードってブログ運営の点からみると共感をよぶだけで役に立たないんです。
「それで私はこうしました!!」
って何かあればいいんですが、だいたいありません。
そんな簡単に毒親問題がなくなったら苦労しないし、そもそも検索してませんよね。
ほんとに毒親って百害あって一理なしって感じです。
就活の面接でいえるエピソードでもないし、こんな話友人や恋人にいったら引かれますよね。
毒親がいると「当たり前の日常に感謝できる」ということはできるようになりますよね。
いや本当にそれぐらいです。
自分でいっててめっちゃせつないです…
ほかの人は当たり前にもっているものなのに。
なんで自分だけなんだろうって何度考えたことか。
ネットやツイッターをみてると毒親育ちの人ってめっちゃいるのにリアルだといないですよね。
嘆いていてもしかたないのはわかってるんですけど、今がつらいですよね。
わかります。
ちなみに私はこんなに苦労したエピソードがたいして役に立たないと気づいたときが、きつかったですね…
毒親のブログをやっていて大変だったのは…
毒親のブログをやっていて大変だったのは
「人によって想像する毒親像が違うので、読んでくれる方の対象を絞って記事を書くこと」
でした。
私のブログでは宗教や◯的◯待についてのことは話題にしていません。
なぜなら私が経験したことがないので説得力のある記事がかけないと思ったからです。
もしアクセス数重視だったら書くべきだったのですが、とても書くことはできませんでした。
嘘をついて記事をかいても見破られるからです。
私はこの毒親ブログというものを通して
毒親というのは本当に多種多様であくまで私の毒親はこうだったというだけであり、記事をよんでくださっている方の毒親というのはまた別の存在なんだな、
と痛感しました。
だからこそ人に相談しにくい話題だということもわかりました。
多種多様な毒親だからこそ、答えが複雑なものになるのでしょう。
シンプルにひとり暮らしをするのがいいのはわかりますが、それにたどり着くまでにたくさんの困難があって、ひとり暮らしをしたからといって継続するためにがんばっていかなくてはならない…
というのは私も経験したのでよくわかります。
私もひとり暮らしを始めるのめちゃくちゃ怖かったです。
親の反対もそうだし、暴力をふるわれるんじゃないか、安全に暮らしていけるか、地縁もほどんどない土地で暮らしていけるだろうか…
もう本当に怖かったです。
本当なら家族が応援してくれるものだと思っていました。
でも自分が限界だったので「◯ぬくらいならなんでもできるわ!」という気持ちで上京したのを今でも覚えています。
私もひとり暮らしをしたほうがいいと断言はしますが、ひとり暮らしが簡単にできないと嘆く方の気持ちもとっっっってもよくわかりますよ。
やはり毒親と離れるというのは簡単ではありません。
シンプルにお金を貯める、ひとり暮らしをする、で完結したらどんなによかったか。
だからブログ記事で断言できないこともたくさんあったり、需要があっても私には話題にできないこともたくさんあってそういう意味では大変でした。
自分の無力さを痛感しましたね。
それでも誰かの役にたつと信じて更新しつづけてきました。
かつての私のように毒親から逃げる方法を求めて今のあなたみたいに、いつか誰かが探してきてくれると信じていたからです。
私が毒親から脱出を考えた時代はネットが今ほど普及していなかったので情報がとても限られていました。
今はよくも悪くもいろんな情報が手に入るので私のころと比べていい時代になったなあと思います。
毒親との戦いはこれからも続いていく
毒親と絶縁したと私は何度もこのブログでは書いてきましたが、私の親はまだ生きています。
だから絶縁したと私は思っていてもこれから何度かは接触しなければならないことがあるでしょう。
そのときに親が様々な方法を使って私を攻略しようとしてくる様子が目に浮かびます。
例えば、泣き落とし・私が悪かった(でも改善する気はない)など。
若い時の私は確かにそれで騙されましたけど、私もいい年です。
強い自分をもって対応していきたいと思います。
そのときのために日々筋トレをし、できるかぎり健康的な生活を心がけ、本で心を守るために必要な知識を得ていくことをこれからも続けていくでしょう。
それはこのブログを運営するにあたって
「記事を書くんだからしっかり知識を得なきゃ」
と行動した結果得ることができた知識です。
つまりこのブログがなかったら今の私は今ほど強い自分にはなれていなかったでしょう。
このブログは消してしまいますが、経験として私の体に残ります。
だから毒親バイバイ!を運営して本当によかったと思っています。
このブログをたちあげたときは毒親にボロボロにされて心が荒みまくっていました。
でも自分を信じてみようともう一度思えました。
本当にありがとうございました。
これがまた新しいスタートです。
締め
それでは名残惜しいですが、これで終わりにします。
当ブログは2025年の3月ごろにひっそりと消えます。
ここまでみてくださって本当にありがとうございました。
さようなら。
あなたの幸せを心から祈っています。
タチカワ