「親をみていると結婚して幸せになれるのか自信がない」
「そもそも私と結婚してくれる人がいないかもしれない」
こんなふうに結婚に対してモヤモヤとして不安を抱いていませんか?
同じように私もかつては結婚にたいしてあまりいいイメージをもっていませんでした。
なぜなら家では父と母がとっくみあいのケンカをしたり、怒鳴りあうことが日常茶飯事。
当然力では母は負けます。
『悔しい、悔しい、だまされた』
母はいつも悔しそうに泣いているのを影で私はみていたので、結婚って辛いものなんだ、と子どもながらに思っていました。
そういう光景をみていたので結婚にたいしていいイメージなんて全くありませんでした。
「どうせ私を好きになってくれる人なんていない」
「そもそもあの両親にあわせられる男の人なんていないよ…」
と諦めていた部分もありました。
ですが、なんの因果か今の夫と出会って付き合うことになり、親のことも知って結婚してくれた夫には本当に感謝しきれません。
そこで今回は毒親育ちの私と結婚してくれた夫にインタビューしてみました。
正直私たち毒親に育てられた人って「普通の家庭」をよくしらないので、どういう状態が普通なのかわからないですよね。
そんな”普通の人”からみて私たち毒親育ちの人ってどうみえるのでしょうか?
たとえば
▼友達に親のグチをいうけど「親なんだから我慢すれば?」といわれる
↑なんでこういうことをいうのか?
こんな疑問をもったことはありませんか?
そこで今回は毒親もちである私と結婚してくれた夫に、色々質問してみました。
夫は当然毒親である私の両親に会っていますし知っています。
普段話題にしないことなので、今回インタビュー記事にしてみました。
この記事は
- 毒親育ちの人ってどうみえる?
- もし夫の親が毒親だったらどうしたと思う?
などなど色々インタビューしています。
インタビューしてみて「やっぱりそうだよね!」と私は個人的に感じたことがいくつかありました。
これから毒親のもとを脱出したいと考えている方はぜひお読みください。
簡単な自己紹介
質問する人:タチカワ
プロフィール:このブログの管理人
超過干渉タイプの毒親で苦しんだが、独立したあと結婚。
超田舎出身。
弟がいる。
質問される人:タチカワの夫
プロフィール:タチカワの夫。(この記事内では『夫』と省略します)
めったなことでは動じないタイプ。
都会に住むひとりっ子。
毒親育ちの人ってどうみえる?
つまりよっぽどでない限り普通の人からみていて毒親だとはいいきれないし、わざわざ言葉にだして心配しないということです。
たしかにもし私だったら、友達に目にクマがあったからってそれが「毒親のせいだ」とはいえないと思います。
あからさまに暴力ふるわれてたり、風呂いれなかったりするタイプの親だったらわかりやすいですよね。
(よくありませんけどね)
でも私達の親のような言葉で責めるタイプの親って証拠が残りにくいのでわかりづらいですよね。
だからこそ言葉で責めるタイプの親は発見が遅れてしまうし、心の傷がかなり深くなってしまうんですよね。
なんで結婚してくれたの?
私は正直、
『自分が男だったら自分みたいな境遇の女って面倒じゃないかな』
と思ってました。
私の両親めちゃくちゃ「ああしろ」「こうしろ」って口に出してくるタイプなんです。
いうことをきかないと怒鳴り散らして最終的に「絶対認めない」「なんでこんな子に育ったのかしら」と泣いたり譲りません。
そんな両親がいるので絶対結婚したら夫になる人にも迷惑がいくよなあ…と頭を抱えていました。
だから夫の「親とキミは関係ない」という考えが嬉しかったです。
でもうちの両親は家族以外の人には猫かぶりをするので、ぱっと見いい人そうに見えます。
そうなんですよね…家族以外にはいい人なんですよね。
そのせいで学生時代誰にも理解されないのが辛かったことを思い出しました。
弟は親の干渉は私ほどではなかったですが、ストレスを受けていたようで爪がなくなるぐらい噛んでいました。
夫は実際に結婚するときの挨拶などを通して私の両親に会っていますが、色々と感じたことがあるようです。
次にまとめました。
実際毒親をみてどう思った?
そうなんです。
父親は特に怒鳴るタイプの人間で常にイライラしていました。
私も何回も怒鳴られたことがありますが、とても怖かったです。
父親が怒りやすくなる背景には確かに祖父母がいました。
父の実の親である祖父母もいわゆる毒親です。
ちなみに毒親の定義についてはコチラ↓
父がここまでカッとなりやすくなってしまったのは単純に父のせいではないというのはよくわかります。
環境がよくありませんでした。
でも私は何もしていないのにただそこにいただけで、「よく自分で考えなさい!」と怒鳴るのはどうなのでしょうか…。
イライラの矛先を向けられても本当に困ります。
夫が大人の対応をしてくれて本当に助かります。
私だったらつい感情的になってしまっただろうな…と思います。
もちろん夫が外部の人間だから優しくしているところも、うちの両親にはあります。
世間体をものすごく気にする親なので、夫にはやんわりと接しているのが幸いです。
どうして「親はあなたを心配してるんだよ」っていうの?
学生時代は年上の相談できる人にたまに相談していたのですが、「親はあなたを心配しているんだよ」ってすごく言われました。
教育相談の人にまでいわれると「私が悪いのかな」と、ますます自分を責めてしまってすごくつらかったのを覚えています。
私の訴えが思春期特有の親の反発だととらえられていたのなら、あの対応にも納得できます。
それぞれの家庭のルールはありますし、そこまでは干渉できないというのはなんとなく私でもわかります。
他の人にわかってもらえないなら社会人になって家を出たのは正解でしたね。
もしあなたが色んな人に親のことを相談しても相手にされないというなら、私と同じように『思春期特有の反抗期』と思われている可能性があります。
でも私もあなたも思春期はとっくに終わってる時期ですし、冷静に話をきけば親がおかしいって感じると思うだろうに。
たぶん厄介事に巻き込まれたくないんでしょうね…
もし自分の親が毒親だったらどうする?
やっぱり引越ししかないんだ…と思いました。
私、学生時代からずっと親から離れるにはどうしたらいいのか考えてて、結婚か引越ししか思いつかなかったんです。
「もっと親と別れる別の方法はないかな」
と考えていたのですが、親から離れるにはやはり結婚か引越ししかないようです。
私も夫と同意見で結婚だと時間がかかるし、何より相手の人に迷惑かもしれないという思いがあったので確実に離れられる引越しを選びました。
ホント引越し&1人暮らしはやってよかったです。
私の話は以下の記事の先で解説しています▼
▶【失敗談つき】実録!私が親からの”援助一切なし”で引越しした話。
▶親が嫌いだった私が1人暮らしやったみた結果…「えっマジで??」
▶母親から「お前なんか産まなきゃよかった」といわれた子がアラサーになって思うこと
毒親もちの人に一言
毒親から早く逃げたいから結婚、というのはやはり時間がかかりますし何より相手の人と相性があわなかったら離婚のリスクがかなり高いです。
それだったら自分1人でなんとかなる引越しのほうを私もオススメします。
「引越しなんて簡単にできないよ」
そう思われたら下の記事↓をぜひよんでみてください。
▼親から離れたいと思うのは逃げではない!あなたを笑顔にするオススメな脱出方法4つ紹介します。
▼「簡単に1人暮らしをしろっていうけどそんなのできるわけないだろ」←それでも私がすすめるワケ
▼親が毒親の人って結局どんな方法で脱出してるのか調査してみた!1位はやはり……
まとめ
今回は夫にインタビューをしてみました。
やっぱりか、と感じることは多かったですね。
親から離れるには「引越し」か「結婚」か、ほぼこの2つしかないですね。
あなたがもし本当に親のことで悩んでいたら引越しを私はオススメします。
もし1人暮らしに少しでも興味をもったら読んでみてください↓