護心術

もう傷つかないで!親があなたを否定してくる理由と対処法について徹底解説します!

「お前なんかできるわけがない」

「あなたが今までやってこれたことなんて1つもないくせに」

「途中でいつもあきらめるでしょ」

このように親からの否定的な言葉に、傷ついていませんか?

あなたとしては一生懸命やっている途中だったり、勇気をだして親に相談したのに、親の反応がこれだと、とても傷つきますよね。

ほかにも

▼思い切ってファッションしてみたら「似合ってない」と笑われた。

▼失敗して落ち込んでいるときに、「やっぱりできないじゃない。私の言う通りだったでしょ」と追いうちをかけられた。

▼いいつけを守っているのに「そんなこといってない!余計なことをするな!」と、前にいったことと逆のことをさせる。

このようにあなたの行動を何でもかんでも否定してくる親ってとても息苦しい存在ですよね。

あなたは心の奥底でとても苦しんでいるはず。

実は私もあなたと同じように親の否定的な言葉と態度に苦しんだ過去があります。

そして最近になって気づきました。

何でもかんでも否定してくる親にふりまわされないためには、「なぜ親がそんなに否定してくるのか知っておくことが大切なのではないか」と。

そこでこの記事では、

  • 否定する親の12個の特徴と解説
  • 否定してくる親への9つの対処法

について解説しています。

最初に結論をいいますが、あなたはまったく悪くありません。

たとえるなら、ふつうに歩いていただけなのに車がつっこんでくるような交通事故にあってしまっているだけです。

「いやあーでも結局私が気が弱いから悩んじゃうんだよなぁ」

いいえ、それは違いますよ。

誰であってもあなたの親をもてば病みます。

だからあなたは弱いのではありません。

あなたの親がヤバイのです。

またこの記事の最後では『【予想外】否定してくる親への根本的な解決方法』にもふれています。

あなたの本当の性格はこんなネガティブな性格じゃないはず。

あなたはもっともっと笑って生きていくことができるのです。

さあ私と一緒に最後までじっくりこの記事をよみこんで、否定してくる親の特徴と対処法を勉強しましょう!

※当サイトでは特定の記事以外は、父親・母親の表記は使わずにまとめて『親』と表記しています。ご自身の場合に合わせて解釈してくださいね。※

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否定してくる親の14個の特徴と解説

否定をしてくる親の特徴と解説を下にまとめました。

機嫌がころころ変わる

否定してくる親はあなたが「別人か!?」と思うぐらい、ころころと機嫌を変えてきます。

親の機嫌がころころ変わる理由は次の2つあります。

理由① 親の親も機嫌がころころ変わる親だった

あなたならわかると思うのですが親の機嫌が安定していないと、ついつい親の顔色を気にしてしまいますよね。

親の親、つまりあなたの祖父母はどんな人でしたか?

親が機嫌がころころ変わるタイプの親はその人の親自身も機嫌がころころ変わるタイプのことがとても多いです。

そこであなたの親は、無意識に「こうやって機嫌を変えると子どもはついてくる」と学んだのです。

いってしまえば、それしかあなたを引きつける方法を知らないのです。

ある意味親もかわいそうな人ではあります。

でもだからってあなたが我慢する必要はありません。

なぜならそれは親の問題だからです。

そもそも家族であるまえに”人間として”誰だって機嫌がころころ変わる人と一緒にいたくないものです。

「家族なんだからいいでしょ?」

といってくる親もいるのですが、よくないですよ。

家族だからこそ互いの話をきいて意見を尊重しあうのです。

それが1人の人間としてのあり方ではないでしょうか?

(説教じみてすみません)

というか、あなたはすごいんです。

自分と親の関係っておかしくない?って疑問に感じた時点で、あなたは親よりもずっと自分の考えをもてる人間なんですよ。

タチカワ
タチカワ
あなたはすごい人なんですよ!

これからの時代、自分の考えをもてる人が生き残っていきます。

あなたにはその可能性があるのです。

過去の風習がこうだったから、こうやってるんだ、という思考停止した考えはやがて廃れていくでしょう。

だから私はあなたがとてもすごい可能性を秘めた存在だと感じていますよ。

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理由② あなたに見捨てられるのでは、という恐怖が常にある

親は、あなたに見捨てられるのではという恐怖があるのです。

親自身、意見を急に変えるのはおかしいってわかってますよ。

ぜーったい否定してくる親は無意識にでもわかってます。

わかってるのにあなたに甘えて、しらーーーっと昨日と180度違うことをいうのです。

『昨日いったこと間違えてるけど認めたくない!子どもにバカにされるのは嫌!!』

こんな感じで本人には大した学歴もないクセに親としてのプライドだけは異常に高いんです。

それはなぜかというと、あなたに見捨てられたくないんです。

でも”親として”、あなたに謝りたくない。

だから怒っていたのに急に態度を変えて優しくしてきたりするのです。

単純にあなたに優しくして許してほしいからです。

『昨日の態度ゴメンね~~~!!!見捨てないで~~~!』

こんなふうにあなたに見捨てられるかもという恐怖が常にあるのです。

また

『まださっきのこと怒ってるの?』

『ああ、ごめんごめん』

こういうセリフを言われたことがありませんか?

そんな軽いノリで謝られてもむしろイライラが増しますよね。

こっちは本気で怒ってるのに。

それに急に態度を変えられても正直どう反応したらいいかわかりません。

「さっきまで怒っていたんじゃないのー!?」って心のなかで思わずツッコミしつつ、心中はいつ怒るのかわからず不安でドキドキ。

まさに気分が乱れますよね。

「なんで急に優しいの?」とは聞けずに言葉を飲み込んでしまったこと1回や2回ではないのでは?

見捨てられるのが怖かったら誠実にまっすぐに人と接するのが1番です。

それができないのが機嫌をころころ変えてくるタイプの親なのです。

だからってあなたが「親の性格を変えなきゃ!」と奮闘する理由もありません。

自分のことは自分でやるのが、人間の大人ではないでしょうか?

もしあなたが親を見捨てられなかったら下の記事もあわせて読んでみてください。

親が常に不安感をもっている

誰にでも不安はあると思いますが、特に否定してくる親は大きな不安を抱えがちです。

たとえば

▼親の性格が、もともとネガティブ思考

▼姑関係が悪い

▼経済的に不安定

▼更年期障害による情緒不安定

こういったことは親自身でもどうしようもないものですよね。

親がもともとネガティブ思考ならなおさら悪化しやすいでしょうね。

1つ気になるところがでると、つい口にだして不安を解消したいのです。

でもそのイライラや不安をあなたにぶつけるのは大間違い。

親のイライラや不安は親自身が解決しなくては意味がないのです。

なぜならあなたの問題ではなく、親の問題だからです。

ましてや相談をうけるあなたが『いいわよねあなたは』と言われる筋合いはありません。

なんどでもいいますが、それは親の問題だからです。

こうやって他人の問題と自分の問題を切り離して考えるのはあの有名な「アドラー心理学」の考え方です。

親の問題をあなたが解決できることではないし、あなたにはあなたなりの悩みもあるはず。

それにネガティブ思考の親はあなたの提案を却下する傾向が非常に高いので、あなたの時間がとってももったいないですよ。

結局ネガティブ思考の親は変わる気もないのです。

あなたはあなたの問題を考えましょう。

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身内と他人で態度が違う

あなたは、

「〇〇ちゃんの親って明るくて面白い人だよね!」

友達や周りの人にいわれてびっくり仰天したことはありませんか?

思わず『そんなことないない!』って否定したことあるのでは?

私も親のことを友達にそんなふうにいわれてびっくりしてしまったことがあります(笑)

否定してくる親は二面性があります。

あまり親しくない人に対しては「嫌われたくない!」という気持ちがもっとつよくなり無理をして愛想をふりまくので、一見はいい人に見えるのです。

家の中にはいると急に鬼の形相にかわるのに。

この態度の切り替わりというのは、単純に親があなたに甘えているのです。

私の心の許せる人なんだから、私のつらい気持ちわかってよ!!』

というわけです。

まあ、親の気持ちなんてわかる必要もありませんよ。

だってこっちはこっちで手一杯なんですもん。

頼むから勝手に甘えてきて、「かまってくれ~~~!!」なんて子どもみたいに暴れないでほしいですよね。

こっちだって必死に毎日生きてるんです。

子どもみたいなことをいわないでほしいですよね。

こういう家族とそれ以外の人の態度の変化っていくら説明しても理解してもらえないのがつらいところなんですよね…

見えない地雷がある

なんでも否定してくる親は『その話題は地雷』があります。

例えば

▼「あんたも早く結婚しなさい!」とプレッシャーをかけてくる
⇒そのわりにあなたの学生時代は恋人がつかないように監視されていた

▼「親戚の○○くん、有名大学卒業で公務員になるんだって~」と、大きなため息をつき、低い声で「あんたは本当に自分の将来考えてるの?」と説教が始まる
⇒否定されるから親に相談していないだけであなたは考えている

学生時代あんなに恋愛させないように躍起になっていたのに、なんで今さら結婚についていってくるのかわけわかんないですよね。

また親戚の誰がどこを卒業しようとどこに就職しようと全く関係ありません。

他人の話題を自分の話と勝手に関連づけて、1人で焦っていることが非常に多いです。

あなたが何をいっても逆効果で、「親不孝者!」と騒ぎたてる始末…

あなたのどこか親不孝者なのかピンときませんよね。

その線引きは親の頭のなかにしかありません。

あなたには一生わからないことでしょう。

というより親自身も「親不孝」の意味をちゃんとわかっていってるのかどうか。

こういう一定の話題になるとうるさくなる親は、心のなかにはっきりとしない大きな不安を1人で処理したりすることができない人間なんです。

こういう親はあなたの結婚や将来を案じているのではなく、

『もし自分の子どもが結婚しなかったら、親戚になんて言われるだろう…』

『また親戚の自慢話に付き合わされるは嫌だなあ…』

と親自身の都合で勝手にストレスを感じているのです。

そしてたまたま近くにいるあなたに説教をすることで、そのストレスや不満を解消しているのです。

あなたは親の近くにいるためにとばっちりをうけています。

皮肉ですが、そのストレスや不満はあなたを説教したところでどうにもなりません。

なぜならそのストレスを感じているのは親であり、あなたがストレス源ではないからです。

あなたがいくら自分のせいだ、と思っても親のストレスはなくなりません。

ストレスは真のストレス源をなくさないとなくなりません。

親が自分で気づかなければ、永遠にあなたにあたりちらすだけです。

あなたは親の成長にあわせる理由はまったくありません。

はやめにみきりをつけて、あなたはあなたの道をさっさと歩きだしましょうね。

あなたは親の親ではないのですから。

親から離れたいなら下の記事をオススメします。

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話している途中で意見を挟んでくる

「人の話を最後までききなさい」

と言っている親ほど人の話をきけないのはどうしてでしょうか?

否定をしてくる親はあなたが話している途中でも被せて話をしてくる傾向があります。

なぜならあなたに正論をいわれると言い返せないからです。

そこまで考えて生きている親ではないので、あなたにちょっっと正論をいわれると弱いのです。

自分の意見をしっかりもっている人ほど、相手の意見をきいてくれます。

なぜならそういう人ほどこの世の中にはいろんな考え方があると知っているからです。

逆に自分の考えをもっていない人ほど、

「自分が正しいんだ!」

「生意気だ!だまらせてやる!!」

自分の考えを疑わず、論点のすり替えをしてきます。

親が自分の意見をどんどんいってしまえば、あなたは何もいえなくなりますよね。

最終的には

「そんな子に育てた覚えはない」

「親に向かってなんて口のききかたするの!」

こんなことをいってあなたを黙らせるのです。

こういう関係のないことや全否定の極論を言われると、一生懸命に話そうとする気も失せますよね。

これじゃああなただって親は自分の意見だけを通そうとするように感じるのも無理はない話です。

あなたもこういう親は相手にしないのが1番です。

でもむこうからつっかかってくるので避けられないのが、ほんっとうに面倒ですよね。

あなたが親の困った人間性につきあう必要はありませんよ。

治させるのもいまさら難しいことなので、今のあなたにできるのは接触しないことです。

親の親も否定するタイプ

さきほども上で解説しましたが、親があなたに対して否定的なのは親の親も否定的な態度だったからです。

なんとなくあなたもきいたことがあるかもしれません。

『親がネガティブなら子もネガティブな人間に育つ』

でも世の中には親がどんな人でもたくましく生きている人もいるのも事実です。

これを説明するかのような研究があります。

1993年にイギリスの精神科医ジャック・オリバーという方が発表した研究内容によると親が否定的だった場合、その子どもが大きくなって子どもを産んだ場合、同じように否定的になるかどうかというのは3分の1の確率であるということがわかっています。

つまり否定的な親をもった子どもの性格は、

▼親と同じようになる

▼どちらでもなりうる可能性がある

▼同じにならない

この3つのどれかになるのです。

あなたの親は『祖父母と同じ』になってしまいましたが、あなたにはまだ親と同じにならない可能性が残っています。

タチカワ
タチカワ
あなたも私も、親と同じような人間にならないようにがんばりましょうね!

さて、人間にとって親の影響ってものすごくあることをなんとなく感じ取っていただけたかと思います。

また他の研究では親に不適切な育て方をされると、脳が縮むことがわかっています。

生きづらさを感じている人は以下の記事もあわせてよんでみてくださいね。

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実は病気・障害だった

否定的なことばかりいう親が実は病気や障害だった、ということもあります。

▼仕事や姑嫁関係によるストレスからうつ病を発症

▼相手の気持ちが考えられないアスペルガー症候群 

例えばうつ病だった場合、

「あんたを育てなきゃよかった」

「もう私いらないよね」

など、とにかくネガティブな発言が増えます。

アスペルガー症候群だった場合、

・あなたが傷つくことをわざとじゃないかと思うぐらいのタイミングで笑う

・空気が読めない発言をしてあなたを困らせる

あまりにも回数が多い場合疑ったほうがいいです。

まあ単純に親の性格がゆがんでいる場合もありますけどね。

うちの母親がそうでした。

あまりにあなたが否定されるようであれば、一度『親はうつ病?』『アスペルガー症候群』かも、と疑ってみるといいかもしれません。

他にも、「ASD(自閉症スペクトラム障害)」「ADHD(注意欠如・多動性障害)」の可能性だってあります。

ASDとADHDの特徴としては、

二つのタイプともに、否定されると意固地になるようなところがあります。何かに目が向くとそれで頭がいっぱいになるタイプなので、変化球に弱いことの裏返しでです。

(出典:「毒親」の正体 著:水島広子 より引用)

否定されると意固地になるようなところがあったら、「ASD」か「ADHD」の可能性を疑ってみてくださいね。

嫉妬深い性格

親は嫉妬深い性格だと感じることはありませんか?

親戚の人が成功していたり、優秀だったりすると陰で、

「いいわよね~家がお金持ちで」

「好き勝手やって羨ましい」

「うちなんかこんななのに」

恨み妬みの発言だけでなく、親は自分と比較して勝手にイライラ。

こういう人ほど『人は人、うちはうち』とかいうんですよね。

どの口がいってんだよって思います。

嫉妬深いのは親自身、自覚がないことが多いのでやっかいです。

嫉妬深いというのは”自分は何もない”と感じている人が特にその傾向が強く、その空っぽの部分をお金や地位、学歴・会社のステータスなどで代わりに埋めようとします。

あなたの親の場合、あなたでなんとか埋め合わせしようとしているのです。

あなたが親を必要としなくなると自分の価値はなくなると考えていますので、親はあなたを否定したりすることで自分の価値を感じています。

親も自分は空っぽではないと気づければ変われるかもしれません。

でも大人になった今何か大きなきっかけでもないと考え方を変えることは難しいでしょう。

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発言をすぐ忘れる

否定をしてくる親はその場の感情に任せて発言しているだけなので、自分が何を言ったのか忘れています。

誰かを傷つけるかもしれない言葉を発しているのに、その影響を深く考えていません。

例えばあなたは会社の人と話した内容を一字一句間違いなく覚えていますか?

会社では無難であたりさわりのない世間話や仕事の話ぐらいしかできませんよね。

悲しいことですが否定してくる親は、あなたを否定する言葉をそんな軽いニュアンスで使用しています。

なので後になってあの言葉言われて辛かったと伝えても、「そんなこといってないわよ」と逆に怒りを買ってしまいます。

なぜなら覚えていないからです。

むしろ親は自分がそんなことをいうわけない、と怒るはず。

『え、いったじゃん…』という言葉を飲み込んだあなた、本当にえらいです。

私はこらえられなくてすぐに言い返ししてしまうんですけどね(苦笑)

でも私はこんなに嫌だったのに、張本人に覚えていないと言われると愕然としますよね。

いちいち傷ついているのが馬鹿らしい、というのは頭でわかるのですが、親に言われるのってとても傷つきますよね。

否定してくる親は自分の発言すらも責任をもたない、だから忘れてしまう上に、自分を正当化しやすい、これはぜったい覚えておきたい特徴です。

あなたのファッションをバカにして笑う

年頃の女子になるとそれなりに服は気になってくるもの。

あなただってちょっとはおしゃれをしたいな、と思いはじめたころがあったのではないでしょうか。

でもそこに目ざとく気づくのが否定してくる親です。

あなたがスカートをはいていると、

「何男にこび売ってんの~~~wwwww」

「似合わないwwww」

と腹を抱えて大笑い。

そんな考えもないし、似合わないなんて、親がいっていい言葉じゃないですよね。

恥ずかしくて、悔しくて、本当に辛いですよね。

たしかに子どものころのファッションって本当に黒歴史的なところはありますが、笑わなくてもいいですよね。

失敗は成功のもと。

お金がないから自分なりに工夫して、髪型も一生懸命自分でやって、自分はこれでいい!って思ってるのに。

ほうっておけばそれなりに修正されていくのに、これみよがしにバカにされるのって本当に耐え難い屈辱です。

これがトラウマで大人になった今でもファッションがうまくできない、と感じるのはあるあるです…

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下着をあたえない

年ごろの女の子になってもブラジャーがあたえられず、苦労した、というのもあるあるな話です。

体育の着替え中にださい下着だとほんっとうに恥ずかしいですよね。

なんとか周りの人に助けてもらって自分用の下着を確保した、なんてのもよくある話です。

いや下着をあたえないのがよくある話ってどうなんだ、とも思いますが。

私も似たような話があるんですが、かなりのトラウマになっているので口にだしていうのはいいんですが文章におこしたくありません。

今思い出しても震える話です。

謝らない

否定してくる親は「いつか見捨てられるのではないか」という不安を抱えています。

その結果、より自分を大きくみせようと『謝る=非を認める』ことはしません。

謝る=非を認めてしまったら、自分はできない奴だと自分で認めてしまうからです。

否定してくる親はあなたよりも、自分の気持ちが安定するほうを選んでしまいます。

また謝るといっても笑いながら『ごめんごめん』、これが謝っていると主張する親もいます。

これはまったくもって論外です。

あなたが同じことをしたら親はブチキレるはずです。

特に人を傷つける発言に対して笑いながら謝ることは、その人の人間性を疑ってしまいます。

人を傷つける発言をしたと感じたら誠意をもって謝る。

これは対人関係でとても重要なポイントです。

まして家族だから、といって許されるわけではないのです。

家族だからこそ、きっちりするべきです。

あなただって自分に嫌味をいってくる人なんて大事にはできませんよね。

家族だから仕方なく一緒にいるだけであって、もし他人だったらとっくの昔に縁を切ってますよね!

せめてあなただけでも他の人間関係では、自分が悪いと思ったら素直に謝れる人間になりましょう。

するとあなたの親とは違った人生がまっているはずですよ。

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”毒親”の可能性がある

”毒親”という言葉はしっていますか?

毒親とは不適切な育て方をする親のことですが、最近の研究で”たった1つ”の行動をする親は毒親であることがわかりました。

下の記事で毒親の定義についてまとめています。

ここでしっかりおさえておきましょう。

でも虐待をされたわけではない

ここまでさまざまな否定をしてくる親の特徴を申し上げてきました。

どんなに否定的な親でも「でも身体的な虐待などを受けたことがない」というのも大きな一つの特徴です。

むしろ学校に行かせてくれたり、旅行に連れていってくれたパッと見は良い親の場合がすごく多いです。

全部が悪ではなかったからこそ、あなたも迷ってしまうんですよね。

ですがここであきらかにしておきたいのは、虐待とは身体的な暴力だけではないということです。

福井大学の友田明美教授によると、

強者である大人から、弱者である子どもへの不適切なかかわり方を「虐待」とは呼ばずに「マルトリートメント」と呼んでいます。

(子どもの脳を傷つける親たち より引用)

マルトリートメントとは、

▼言葉による脅し

▼威嚇

▼罵倒

▼あるいは無視をする

▼放っておくなどの行為

▼子どもの前で繰り広げられる激しい夫婦げんか

のことです。

上であげたようなこと何度もされたことがあるのではないでしょうか?

だとしたらあなたは確実に心が傷ついています。

下の記事で詳しくまとめていますので、こころあたりがある方はあわせて読んでみてください。

あなたは

「親は虐待はしてこないから、本当に自分がだめだから親はそういってくるのではないか」

「親の発言も一理あるんだよなあ」

と思っていませんか?

だとするとそれは違います。

上であげた2つのような意見をもっているとしたら、あなたは無意識に自分を責めていますよ。

無意識に自分を責めるのは、幼いころ親によく否定された子どもによくあるものです。

詳しくはこちら↓↓で解説しています。

次に親の否定してくる言葉から心を守るための対処方法を載せましたので、ぜひご覧ください。

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否定の言葉から心を守るための8つの対処方法

ここでは否定してくる親からあなたの心を守るための対処法について解説しています。

親が苦手だと認める

まず1番に大事なのが、あなたは親が苦手だと認めることです。

これ意外に難しくて

▼親は大事な存在、苦手だと感じるなんてもってのほかだ

▼育ててやったのになんてやつだ

と自分で責めていませんか。

私もたまに心が弱っているとこういった考えが襲ってきます。

特に日本の場合、親は尊いものといわれるのでなおさら上であげたようなことはいわれるでしょう。

でも子どもが親と違う考えをもつことはそんなに悪いことなんでしょうか?

子どもは親のいうことをある程度はきかなくてはなりません。

ですが子どもはいつまでも子どもではありません。

1人の大人になって自分の道を歩いていくものなんです。

それはあなたも同じです。

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親に期待をしない

これ以上”親に期待しない”、という心がまえはとっても大切です。

人間、50代を超えてしまうと性格なんて変えられません。

あなたの親も性格はこれ以上変わらないでしょう。

「もしかしたらいつか親とわかりあえるかもしれない」

「いつかドラマみたいに仲のいい家族になれるかもしれない」

こんなふうに私も学生のときは、『社会人になったら親のいったことはわかるかもしれない』と考えていたものです。

安心してください。

否定してくる親は変わりませんよ!!!(絶望)

…むしろパワーアップしてきます。

親の被害妄想はより強くなり、

▼結婚式で手紙を読まれる自分、孫に愛される自分、やだー!もう超幸せ!!!

▼就職は絶対実家から通わないと認めない!!

▼結婚相手も絶対地元の人間にしろ!!

▼育ててやったんだから介護しろ!!

まるで暴走機関車。

こんなふうに社会人になれば今度は『まるで自分が結婚するかのように』、『あなたの人生をより親のもの』にしてきます。

ちなみに上の例は過去に私がいわれたことの抜粋です。

理由も意味がわかりませんし、本気で嫌だったので働いてお金をためて実家を脱出しました。

当時はこれ以上ここにいるのは嫌だ、その一心でしたね…

私は親に期待をしないから、行動できました。

むしろこのままだと精神的に○されると思ってました。

そうなる前にせめてやりたいことをやってから○のうと思い、1人暮らしを始めたんですよね…

あなたもまずは「親に期待をしない」「どう生きたいか」を真剣に考えるところからはじめてみてください。

手軽なストレス解消法をしっておく

かといって精神論だけではどうにもなりません。

カーッとなる怒りもでてくるでしょう。

そこで効果的なストレス解消法をまとめましたので、いくつかお試しください。

▼太陽の光を浴びながら散歩をする

▼読書をする

▼植物園にいく

▼公園で遊ぶ

▼紙にペンで今の不安やイライラを書き出してみる

これらのストレス解消法の理由と根拠はこちらで解説しています↓

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同じ悩みを持った人と話そう

ラッキーにも私は学校で同じ境遇の友達がいました。

辛くなったときや、進路に反対されたとき、いつも同じ境遇の友達と悩んでお互いに話を聴きあったりして救われています。

親の悩みは誰にでも共感を得られるわけではありません。

むしろ相手をよく選ぶ必要があります。

人は経験していないことは理解できないからです。

共感してくれる人をつくって話すだけでも「自分は1人じゃない」と思えて前向きになれますよ。

もし誰にも話せる相手がいなくて苦しいと感じているなら、私が話を聞きますよ。

興味がある人はコチラ↓↓の記事をごらんくださいね。

親とは他人だと思うぐらいの態度をとる

あなたの親への態度はどんな感じでしょうか。

親に対して100点満点の対応をしなきゃとついつい愛想よくふるまったりしていませんか?

嫌味を飛ばしてくる相手に対して良い対応をするのは、ものすごくつらいことです。

仕事だったらまだわかるのですが、親の対応って仕事じゃないしわりきれませんよね。

でもいい顔で返事をしないと

「いつも反抗しやがって」

「文句ばっかいってると結婚できないよ!」

いやいや…そもそも親がそういう態度をとってるからあなただって対応したくないのですから…

あなたが全部悪い!と言い切れる親って本当に”面の皮が厚い”、ですよね。

しかも全く関係ない結婚まで絡めてくるなんて、ほんと意味不明です。

私は親の気に入らないことがあるとすぐ「こんなんじゃ結婚できねーて!」と言われたものですが、無事に結婚できましたので関係ないですよ。

単純にあなたに親が機嫌をとってほしいだけです。

何度もいいますがあなたは親のベビーシッターではありません。

自分の機嫌をとれない親とはさっさと距離をとれるようにしましょうね。

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親からいわれたことをメモする

親からいわれた嫌な言葉や否定された言葉をメモしておきましょう。

できれば、

・いつどこで

・どんな状況で

・こういうことをいわれた

この3点をおさえてメモしておくと後でふりかえりやすくなります。

私がこうやって記事に起こせているのも、日記に詳しくいわれたことを書いていたからということもあります。

もしかしたらあなたの毒親体験で、本になったりブログをかけたりするかもしれません。

そのときのために今から証拠として残しておきましょう。

また上の否定してくる親の特徴でもいいましたが、否定してくる親は自分の発言をよく忘れます。

あなただって過去にいわれたことの詳細は忘れていってしまうでしょう。

なのでいわれたあなたがメモしておくことはめちゃくちゃ重要です。

いったいわない、の押し問答になるのは目に見えています。

もしまだメモしていなかったら、100均でメモをかってきていわれたことを書き始めましょう。

親の過去の言葉に悩んでいたらオススメ記事▼

※反芻(はんすう)思考とは、何度もくりかえし嫌な過去のことを思い出すことです

経済的に自立をする

経済的に自立する、というとまず1人暮らしを想像されるかもしれません。

でもまずは働いていたら経済的に自立できています。

そもそも完全に親からの自立をするというのはなかなかにハードルが高いことです。

1人暮らしは経済的な自立というより生活の自立です。

いきなり生活の自立を目指しても、経済的に自立できていなければ初期でツみますよ。

物事には順番があります。

あなたがもし経済的な自立ができていたら、次は生活の自立について考えていったほうがより生きやすくなるでしょう。

もし親がいなかったら何がしたいのか考えてみよう

否定をしてくる親ほど、子どものやりたいことを我慢させてきます。

あなたは本当にやりたいことを我慢していませんか?

例えば

▼なりたい職業がある。

▼いきたい場所がある。

▼会社を辞めたい。

▼親から離れて暮らしたい。

こんなふうに否定してくる親をもつ人ほど、やりたいことが多いでしょう。

それは普段から自分を抑圧しているからです。

でも自分を押し殺すと30代40代になってから大きく後悔するのは目に見えています。

なぜかというと若いうちのほうが失敗しても取り返ししやすいからです。

やりたいことがあるなら今すぐにとりかかるのがベストです。

例え親が反対してもやりたいことがあれば、やってみたほうが後悔はしませんよ。

私も親に東京に行くのを大反対されたのですが、おしきって上京して本当によかったと思っています。

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【予想外】否定してくる親への根本的な解決方法

期待していませんか?

この記事では否定的な親への対処法を様々に提案してきました。

それでもこの記事をよんだ方のなかには

「こんな対処法なんてやっても、私の親には意味ないよ!」

「もっと効果的に否定する親の対処法はないの?」

そう思う方もいるかと思います。

まず結論からいわせてもらいます。

親は変えることができません。あきらめましょう。

なぜなら他人だからです。

他人を変えることはとても難しいことです。

本人に変わる意思があれば別ですが、あなたの親はそんなことは全く思っていないでしょう。

だって自分が正しいと信じているからです。

あなたの話をきくような親ならあなたはここまで苦労はしていないはず。

だからまず親を変えたいと思うことはやめましょう。

「そんなことわかってるのに、どうしてそんなことを改めていうの?」

と思われた方もいると思います。

ですが意外と親に変わってほしい、と願っている人がいるのです。

・できれば親と仲良くしたい

・どうして親はあんなひどいことをいうんだろう

・親はなんてあんなに私の話をきいてくれないんだろう

とか考えていませんか?

これらは親に対して変わってほしい、という願いの具体例です。

残念ですがよほどの何かがない限り、あなたの親はかわりません。

変わったとして、あなたは親と仲良くできるのでしょうか?

私だったら過去にされたことをすべて謝られても、もう許せないところまできています。

まずは親に変わってほしい、と思うことをやめましょう。

親はこれ以上成長しません。

あなたはそもそも親の親じゃないんですから。

失礼ではありますがいわせてください。

否定してくる親ははっきりいって頭が回らない人なんです。

あなたがどんなに説得しようと、証拠を集めようと、絶対に親は納得はしません。

日本語を話しているのに、親と話が通じない、そう感じたことはありませんか?

否定してくる親はあなたの意見なんか聞きやしません。

なぜなら自分がかわいいからです。

頭が回らない人が自分がかわいいと考えるともう最悪です。

話が通じず、自分の意見ばかり通そうとしてきます。

そんな人に有効な解決策はかなり限られてきます。

だって説明しても理解できないのですから、どんなにあなたが説明してもムダなのです。

じゃあどうしたらいいの?

親が変わることはあきらめたとしてあなたはどうしたらいいのでしょうか。

あなたが変わりましょう。

「なんだそれ」と思われるかもしれません。

でもこのままずっっと否定してくる親と一緒の人生でいいんですか?

私はあなたに幸せになってほしいのです。

今のあなたは本当のあなたではありません。

あなたらしく生きれるように、あなたが変わりましょう。

「そんなことをいわれてもどうしたらいいかわからない?」

と思いましたか?

例えば

・住む場所をかえる

・1人暮らしを始める

・ジムに通って体を鍛える→離れる口実+体を強化することでメンタル強化を狙う

・お金がなかったらリゾートバイトで家をでてみる

・資格をとって給料アップするか転職してお金をためる

などあなたにできることがまだあるはずです。

私はお金をためて家をでて上京して1人暮らしをはじめました。

考えようによってはこれが私の人生の転機でしたね。

なぜここまでいえるのか?私がそうだったからです。

なぜここまでいいきれるのかというと、私がそうだったからです。

東京に上京して親と距離をとって改めて考えてみたのですが、

『やっぱり親は苦手だ』

『親とは考え方があわない』

とますます思いましたよ(苦笑)

あなたの直感は間違っていませんよ。

タチカワ
タチカワ
面白いことに実家にいたときとなんにも考え方が変わりませんでした

なので自分が悪い、と責める前に、親と距離をとれるあなたをめざしてみてください。

しぬのはまだはやいですよ。

やりたいことをやってそれからかんがえましょうよ。

否定してくる親ともう一緒にいたくないと少しでも考えたら下の記事↓↓から情報をゲットしてみてください。

親にふりまわされる人はこちらの記事もオススメです↓↓

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さいごに

この記事ではなんでもかんでも全否定してくる親に悩まされているあなたへ、以下の2つの情報についてまとめています。

▼否定してくる親の14個の特徴と解説
▼否定の言葉から心を守るための8つの対処方法

もし私が提案した8つの対処法じゃうちの親はどうにもならない!という方は、ぜひぜひ【予想外】否定してくる親への根本的な解決方法をよんでみてください。

さあ涙をふいてください。

親に侵食される人生は今日でおわりにしましょう。

私のように否定してくる親とは無縁の世界で自分らしく笑いながら生きてみませんか?

私が親から独立した話をまとめた記事はコチラ↓↓にまとめました。