「毒親から脱出できたらどんな生活が待っているだろうか…」
「いやめっちゃ不安なんだけど!!」
こんなふうに毒親から自立したときの自分を思い浮かべるのはワクワクするのとともにめちゃくちゃ不安になりますよね。
ふふ、わかります。
毒親の干渉をいっさい受けない生活なんてマジで夢のようですよね。
いっぽう夢の前にたちはだかるのは現実、現実、現実!!!
いったい1人暮らしにいくらかかるの?生活はなんとかできるの?就職は?もう疑問だらけ!
こんな気苦労を抱えているのもすべては毒親が原因…
なのですが、パワーを向けるのはそこではありません。
そこからどうしていくかが大事なんですよね。それはあなただってわかってるはず。
私もかつては不安いっぱいのなか地方から東京に上京した人間なのでとても気持ちはよくわかりますよ。
東京への上京が毒親と絶縁する大きなきっかけになったのですが、それについては別記事でふれているのでここでは書きません。
おそらくこの記事を開いたあなたは
「毒親と絶縁したらいったい何ができなくなるんだろう」
と不安にかんじているとおもいますので、この記事では
・私が毒親から脱出して失ったもの2つ
・毒親から脱出して得たもの5つ
・番外編
についてまとめています。
私の経験なので個人的な感想になりますが、いずれ親からの独立を考えているあなたの不安を少しでも減らせたら幸いです。
では一緒に見ていきましょう!
毒親から脱出して失ったもの2つ
私が毒親から独立して失ったものについてまとめています。
お金
毒親から独立してもうすぐ6年、絶縁して3年以上経つのですが、
1番失ったなあと感じるのがお金ですね。
逆にいうとこれ以外ないです。
私は親には一切頼らず上京したので当然貯金も少なくなります。
ひとり暮らしをしてからも貯金していましたが、結構たいへんですね。
正直お金だけはなんともならないなあという感じです。
もしあのまま実家にずっと暮らしていたらある程度お金はたまって海外旅行などはいけたかもなあと思います。
まあ私の実家は田舎なので車は買わされたでしょうね。
あと実家にお金はいれていたのでその分を差し引くと手取りはもっと少なくなります。
お金がいいか、それとも自由な暮らしがいいかというのは人の価値観によるものなので難しいところですよね。
私は自由な暮らしがどうしてもしてみたかったのでお金は諦めましたが、あなたはどうですか?
キャリア
さきほどのお金の話と関連してキャリアがめちゃくちゃになってしまったことはちょっと困っていますね。
(※キャリアというほどのキャリアじゃないです!)
地元から東京の会社に転職したので、履歴書がとんでもないことになっています(笑)
面接官からみたらツッコミどころ満載。『仕事を長く続けられない人』みたいなイメージがついてまわるかもな~とは思っています。
毒親から脱出して得たもの
毒親から独立して私の得たものについてまとめました。
静かな生活
いやー…静かな生活ってこんなに幸せなんですね。
ほんっとうに心が穏やかになれます。
家にいても誰かが怒鳴っていたりケンカしていたり泣いていたりしないのってほんっっっっとうに幸せなんですね。
地元では得られなかった経験
私は北陸のど田舎から東京でひとり暮らしをしていました。
毒親がきっかけとはいえ、東京でのひとり暮らしは刺激がたくさんありました。
そのさきで今の夫と出会えましたし、私にとってはとても重要な人生のポイントだったと思います。
東京で暮らしていたからこそ、地元の会社や人間関係のあつれきを一歩引いてみれるようになったところはあります。
やりたいことをやっても否定されない生活
やりたいことをやっても否定されないってめちゃくちゃ幸せですよ。
私、めちゃ体力不足でダメな人間なんですけど
「これじゃあダメだ!」
ってなって運動を始めたんですけど、すぐ母親に笑われてしんどかったのを思い出しました。
よく母親には「笑われるくらいでやめるようならダメね」といわれましたが、
いやいや人をバカにするのはダメでしょ。
と今なら思います。
今は縄跳びやスクワットを続けて半年以上になりましたが、体力がついたなーと自分でも思います。
バカにする人がいないだけでこんなに続くもんなんだなと感じています。
精神と体調の健康
毒親と離れて得たもので最近やっと気づいたもの。
それは健康です。
これは夫が気づいたのですが、私とても寝れるようになったんですよ。
実家にいるときは夜ねれなくて朝も早いという少々異常な状態でした。それで昼寝もできないんです。
だから常にイライラしていました。
親と絶縁してからは特に親とあっていないので、辛い記憶が更新されないためによく寝れるようになった、というのもあるとは思います。
親と会わないだけでこんなにラクになれるんですね…
生きるのが楽しい
親と絶縁して、LINEも来なくなり、顔をあわせることがなくなって3年以上経ちました。
平和になって思うことは『ただ幸せだな』。それだけです。
食べるのもおいしいし、すやすやと安心して寝れるようになり、楽しい夫もいてくれるし、これ以上の幸せはないと思っています。
まー、お金はないですけどね!(笑)
でもお金があってもイライラしている自分、ネガティブな自分よりかはマシだなと思っています。
ちょっとずつ貯めていってます。
番外編:人によっては気になるかも
私はまったく気になりませんがこれは気にする人はいるかもしれないと思い、まとめました。
結婚式や新婚旅行ができないのは人によってはネックかも
1番最初にもいいましたが、やはり実家をでるとネックになるのがお金です。
私は実家をでるときに
「結婚式も新婚旅行もできなくなる」
それを覚悟して実家から脱出しました。
やはりそれは予想通りでした。
まあお金がないこともそうなんですが、親にありがとうといいたくなかったのもあります。
親にありがとうなんていったら私は自分が壊れそうでとてもではないですが、結婚式なんて考えられませんでした。
それに結婚式をするとそこに親につけこまれる可能性もあり、それだけは絶対にさけたかったので結婚式はしませんでした。
(※親の要請で親族の食事会は行いましたが、そこでも色々ありました…やっぱり結婚式挙げなくてよかったと思いましたね)
ただ、この記事を読んでいる方のなかには結婚式にあこがれている方もいるのではないかと思います。
私自身は全く興味はありませんでしたが、毒親から脱出したことと結婚式は別だと考えています。
親をよばなくても10万円であげられるシンプルな結婚式プランもあるとききますし、あげたい方はあげてもいいのではないでしょうか。
まとめ
この記事では私が毒親から独立して失ったもの、得たものについてまとめました。
「毒親から独立したらどうなるんだろう…」
と不安になっている方の参考になればいいなと思い、書きました。
あなたが私の記事ですこしでも
「親から離れよう!」
と思ってくれたらこんなにうれしいことはありません。
この記事を書いた私の実家脱出話はこちらから↓