毒親対策

毒親と一緒にいるときのあなたは”本当のあなた”ではない。

毒親に否定されまくっておびえながら生きていませんか?

「どうせ私なんか生きている意味はない」

「生きづらい、とにかく動きたくない」

このような思考に支配されているのではないでしょうか。

どうしてそんなことがいいきれるのかって?

私もそうだったからです。

実家で仕方なく親と暮らしていたときは、やりたいことを我慢して、いいたいことを我慢していきていたので本当にネガティブに生きていました。

口を開けば否定の言葉が飛んでくるし、親の意向に沿わないと納得するまでなじられる。

女の子らしいことをすれば「似合ってないww」「ブサイクなのに意味ないって」といわれ。

生きてる意味があるのかなと思いながら過ごしていました。

元気なときは『考えてもしょうがない!』と割り切れるのですが、気分がおちこんでいるときだとどうしても『消えたい』と思うのは仕方ないことですよ。

結論からいうと、毒親と一緒にいるときのあなたは本当のあなたではありません。

もっというとストレスの原因が近くにあると、どんな人でも性格が激しくなりネガティブになりますよ。

まあ松岡修○さんみたいに明るく元気にはねかえせる人なら別ですけど(笑)

普通にいきてる私やあなたみたいな人はそういうふうにできませんよね。

人それぞれの生き方がありますから、なんでも無理やり『明るく!』というのはかえってネガティブさを引き寄せてしまいますよ。

なのであなたらしく生きる道を探し続けるのが大事です。

それを妨害してくるのが毒親なんですけどね。

そこでこの記事では、

・ストレス源が近くにあると人間の性格は変わります

・だから今のあなたは本当のあなたではない

・毒親と離れて1年経ったら本当のあなたといえる

について解説しています。

本当に実家は息苦しいし、できれば今すぐ飛び出したいし、消えたいと思うこともあるでしょう。

ですが諦めることだけはしないでください。

大泣きしてもまったくいいし、人生に絶望してもいい。私もそうでした。

そうやってひとしきり自分の気持ちをだしたあとでこう思ってください。

「ま、諦めないけどね」と。

今のあなたは本当のあなたではないということだけは理解してこの記事を閉じてくださいね。

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ストレス源が近くにあると人間の性格は変わります

どうしてでしょうか?

脳が変形してしまうから

結論からいうと『夫婦がケンカとしたり暴力をふるったりする現場を直接目撃する子どもの脳は萎縮する』という研究結果があります。

脳が萎縮するとどうなってしまうかというと

・ビクビクとした大人になる

・喜びや幸せを感じにくくなる

・聴力や記憶力が低下する

などなど様々な悪影響があることがわかっています。

恐ろしいのが、『夫婦間の暴力よりも夫婦間の口ゲンカを目撃するほうが脳が萎縮する』ということ。

もしあなたが夫婦の口ゲンカを長期間みていたとしたら、脳になんらかの影響を与えている可能性があります。

詳しくは下の記事の先で解説しています。

人間はその環境が当たり前だと感じて順応してしまう

学習性無力感、という言葉をきいたことがありますか?

一言でいうと長い間ストレスが避けられない環境にいる人間や動物は、その状況から逃げようとする努力すらやらなくなる現象のことです。

これってまさに毒親のそばにいて離れられない人たちのことだと思います。

毒親からあたえられるストレスに慣れてしまっているのです。

私も親からされたことを夫に話すと

『それはヤバイよ…』

といってくれるので「そうなのか!」と思えるんですけどね。

それがあたりまえだったので、ほかもそうなのかと思ってしまうんですよね。

親から暴言をいわれることに慣れてしまっているから毒親からいわれたことをそのまま間に受けてしまうのです。

「自分なんかいないほうがいい」

「消えたい」

それが学習性無力感です!!!

だまされないでください、それは脳の慣れのせいです!!

あなたがどうかなんて親に決められることじゃないんですよ。マジで。

親のいないところで、あなたがあなたのことを判断してやってください。

そのうえで考えてください、自分がどうかは。

何度もいいますよ、あなたがどうかは親から離れたうえで考えてください。

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だから今のあなたは本当のあなたではない

今のあなたはストレスにまみれている状態なので、本当のあなたですらありません。

むしろ本当の自分すらもみえていません。

親から離れてからみえるのが本当のあなたなんです。

今までは親に笑われたり否定されたりしてやりたいことを思いっきりやらなかっただけで本当の力はまだあなたのなかに眠っているだけなのです。

ありの~ままで~♪とまではいかないかもしれませんが、親のそばから脱出するだけでもかなり自分らしく生きれますよね。

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毒親と離れて1年経ったら本当のあなたといえる

どうして離れてから1年たったときが本当のあなたといえるのでしょうか。

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どうして1年?

毒親マンガで有名な田房永子さんも著書でおっしゃられてたのですが、

親と離れて1年経ったら冷静になった

毒が抜けつつあると気づいた

とおっしゃられていました。

私も全くそうでした。親と離れて1年経つとだんだん冷静に物事がとらえられるようになってきて、数年経った今では「やっぱりヤバイ家だったな」と考えられます。

1年経つまではどうしても親に対する罪悪感や自分が生きてることを責めてたりしていました。

不思議なことに1年たつとスーッとしてかなり楽になれるんです。

田房さんもいっていましたが、毒が抜けはじめているんだと思います。

生まれてからずっと毒親とそばにいると、どうしても体に毒をためがちです。

それを出すのに時間がかかっているです。

親と離れないとどんな自分なのかすらもわからない!

親と一緒にいるときは常にイライラしたり、自分を守るために攻撃的な性格になりがちです。

本当はこんなことをいいたくないのに、過去にされたこと思い出したりするだけでどうしても怒りたくなってしまうんですよね。

そういうことを繰り返してどんどん自分が嫌いになっていくんです。

本当はこんなことをしたくない、と思うなら早く親から離れましょう。

今のあなたは本当のあなたではありません。

ただ親の干渉から身を守りたいだけですよね。

まだ親から離れられないという方もいると思います。

そういう方は準備だけでもしておきましょう。

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さいごに

この記事では毒親に否定されまくっているあなたへ

・ストレス源が近くにあると人間の性格は変わります

・だから今のあなたは本当のあなたではない

・毒親と離れて1年経ったら本当のあなたといえる

について解説しています。

くりかえしいっているように、毒親と一緒にいるときのあなたは本当のあなたではありません。

本当のあなたは穏やかで優しい人のはず。

優しい人でなかったらここまで苦しんでいないですよ。

真面目で優しいあなたはついつい気が回って先のことを心配しがちなんですよね。

でもその特性は誰でももっているわけではないので、毒親のそばにいて消費されてるだけの人生なんてもったいなさすぎます。

毒親から離れる計画をたててはやく脱出してあなたらしく生きれる人生を始めましょうね。

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