私は毒親から独立して5年以上が経過しています。
そのきっかけになったのは”東京での1人暮らしを始めた”ことです。
「東京で1人暮らしをはじめたとき、親と絶縁しましたか?」
という質問を以前にもらったので、ここでも回答したいと思います。
結論からいうと、東京で1人暮らしをはじめたときは完全に絶縁はしていませんでした。
なぜかというと、危険だったからです。
東京の治安が悪い、とかそういうのではなく、親の反応的にそうしたほうがいいなと直感的に判断し、連絡は取り続けていました。
じゃないと私の親はめちゃくちゃ大騒ぎするタイプだったのです。
もしこの記事をみている方で
・親とどんなタイミングで絶縁したらいいかわからない
・親が1人暮らしを始めるのに猛反対してくる
という方がいたらこの記事をしっかりよんでいってください。
私もそういうタイプの親だったので、あなたの心労はよくわかります。
話通じませんよね…ホント…
なぜいきなり絶縁しなかったのか?
絶縁したかったけど、以下の理由からできませんでした。
親が超心配性だったから
私の親は超心配性です。
特に私の父親は新しいもの・予期しないことが苦手で、石橋をバズーカで渡るタイプの人間です。
私が〇〇したい!といっても、『どうせやらないんだからやるな!』と決めつけてきました。
そんな超保守的な父親から急に私がいなくなったらパニックを起こすにきまっています。
私が心配なのではなく、世間体が気になるだけなんですけどね。
私の実家は超田舎にあるので噂が一気に広まりやすんです。
なので親との絶縁は一気にやるのではなく、
・時間をおいて
・理由をつけて離れる
この2つが大きなポイントだな、と考えていました。
まずは親を自分のいない環境に慣れさせることが大事
いきなり絶縁すると私の親は心配性なので、何をするかわかりませんでした。
なのでいきなり絶縁するのではなく、まずは親を自分のいない環境に慣れさせることが大事だと思い少しずつ離れていくことにしました。
そのためにも私が1人暮らしを始めることは絶対必要でした。
また私が親にたいして1人暮らしをしたい理由として
・東京に憧れたから
・東京で働いて1人暮らしをしてみたいから
という理由をあげていました。
いかにも、私の上京したい理由よくある理由でしょう(笑)
でも脱出できればなんでもよかったんです。
それにそれっぽい理由じゃないと親ももっと発狂してでしょうし。
(まさか、親と離れたいからだよ!なんていえませんよね)
メール・LINEは解放しておいた
親と絶縁する人のなかでメールやLINEをブロックする人もいるようですが、私の場合あえてしませんでした。
証拠になるのもそうですし、何かしら発散の手口を残しておかないと私の親の場合、ヤバイことになるような気がしていたので、LINEやメールは解放していました。
※もちろん人によって事情は違うと思うので、メールやLINEもブロックしておくのもアリだと思います。
いきなりいなくなると捜索願をだされる可能性アリ
絶縁した人の話をきくと親によっては捜索願を出す人もいるとききます。
私の親の場合連絡さえとっていれば警察に捜索願をだすような性格ではないことはわかっていましたので、心配していませんでした。
なので親に何がなんでも連れ戻されそうな場合は、きちんと警察の方に相談しておきましょう。
捜索願をだされると警察のほうとしても捜索しないといけないきまりになっています。
ちゃんと警察の方に連絡や相談実績が残っていれば、親に捜索願をだされても、あなたの住所がバレることはありません。
この捜索願の経緯については『うちの母が毒でして。』という毒親脱出マンガのなかで著者の方が解説されていますので、気になる方は一読をオススメします。
住民票から住所はバレます。ただし対策の方法アリ。
住民票をうつすと家族にはあなたがどこに引っ越したかわかるようになっています。
この話については、私も詳細はわからないので市役所のほうに相談したほうがいいですよ。
わからなくすることもできます。
親のタイプによって絶縁の手順は変わります!
この記事で紹介した私の絶縁の方法はあくまでうちの親の場合です。
うちの親の特徴としては
・超不安症
・世間体を何よりも気にするタイプ
・第三者がいると黙る
・行動力がない
・真面目なので会社をさぼれない→遠くまで引っ越せば急に押しかけてこない
というタイプだったので、この記事で紹介した方法で離れることはできました。
つまりあなたの親のタイプをしっかりと見極めることが何よりも大事です。
追いつめられたときがその人の本性です。
親の本性を知っているのはあなただけといっても過言ではありません。
あなたがしっかり毒親の弱いポイントを見抜いてそこをついて防御策をとるしかありません。
私の親は何よりも世間体を気にするタイプの親なので、そこをうまくついて脱出しました。
じゃあどうやって絶縁したの?
「じゃあどうやって絶縁したの?」と思われる方もいるかもしれません。
私が親と絶縁するきっかけになった話は長くなるのでまた別記事でまとめたいと思います。
とりあえず上であげたように
・親が私がいない環境になれるように時間をおいた
・親の特徴をしっかりつかむ
この2つをつきましたね。
何度も繰り返しになりますが、いきなり絶縁は私の親の場合、ひどいことになったでしょうね…想像するだけで怖いです。
さいごに
この記事では『東京で1人暮らしをはじめたとき、親と絶縁したかどうか』について解説しています。
結論からいうと、東京で1人暮らしをはじめたときは完全に絶縁はしていませんでした。
その理由について上のほうで説明しています。
いきなり絶縁をすると、不安症の毒親は発狂し何をするかわかりません。
あなたの親が普段から「あなたのためよ!」といっているならなおさらです。
警察に捜索願をだされると厄介です。
もしあなたが親とはいずれ絶縁したいな…と思っていたら、その方法について参考になれば幸いです。
絶縁の方法は人それぞれ違ってきます。
毒親のタイプやあなたのおかれた状況、性格によってまったく異なってくるものと考えてくださいね。
私の実家脱出話はコチラでまとめています▼