護心術

親の『私のほうがしんどいアピール』って本当にイライラしますよね。

「お前のせいで私の人生はほんっとうに散々よ!」

「なんでお前は私より恵まれてるのに、うまく生きられないわけ?」

こんな親の「私のほうがあんたよりしんどいのよ」アピールって本当にイライラしますよね。

そりゃ親の子どものときは色々大変だったかもしれません。

でもあなただってあなたなりの苦労があるはず。

親からあなたに対してキレる口実をなんとしてでも作ってやろうっていう底意地の悪さを感じませんか?

そんなことを私にいわれても、と思いますよね。

タチカワ
タチカワ
私も母親に自分の人生がうまくいかないことをあてこすりされてきたので、あなたの気もちはよくわかります。

(※あてこすり…他の事にかこつけて、相手を非難すること、悪口をいうこと。)

確かに私やあなたは親にとって理想の子どもではないかもしれません。

ですが、もう私達も機嫌取りは疲れたので黙ってもらいたいですよね。

そこでこの記事では

・親のしんどいアピールはこの3つの言葉を武器にして身を守れ!

・損得勘定で親子関係を続けてもいい

についてまとめています。

親のしんどいアピールで苦しんでいる人に読んでもらえたら、ある程度の答えを示せるように情報を解説しています。

最初に謝っておきますが、この記事は親のしんどいアピールを根本的にとめる方法などはのっていません。

あるとしたら、親自身が変わろうとするか、あなたが1人暮らしをして距離をとるかのどちらかです。

現状ではどちらも難しいという方もいると思うので、そういう方はぜひこのままこの記事をお読みください。

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親のしんどいアピールはこの3つの言葉を武器にして身を守れ!

順に説明します。

『私だってしんどいです』

親だけが苦しいんじゃありません。

そういわれたあなただって苦しいのです。

まずはレベル1のこの言葉から。

『私にいわれても困る』

正直文句をいわれて困るのは産んだのはあなたなんですしね、

正直、正直な話これにつきますよね。

『残念!今の私を育てたのあんたですからね!Do you remenber???』っていってやりたいですけど、さすがにそれまでいっちゃうとしんどいですよね。

なのでそれらをすべて含めていってやりましょう。

「私にいわれても困る」

と。

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『誰がみてもわかるように私が悪いって証拠を並べてから結論をだしてくれる?』

なんかもうそこまで私のせいにしたいのはわかったから、証拠をだしてほしいですよね。

そんなときに使えるのが『誰がみてもわかるように私が悪いって証拠を並べてから結論をだしてくれる?』です。

仮に親のいう”証拠”があったとしても、『あなたが親の人生をめちゃくちゃにした』という結論はだせませんけどね。

理由は以下にならべますが、ちょっと面倒なので飛ばしてもいいです。

以下の4つの点をおさえないと”論理的”ではありません。

  1. 仮説→どうして私のせいで、親の人生がめちゃくちゃなのか
  2. 実験・検証→??????
  3. 結果
  4. 考察

たぶんしんどいアピールをしてくる親って仮説から一気に考察まで飛んでると思うんですよね。

実験と検証・結果まできちんとださないと論理的ではありません。

しかももっと細かいことをいうなら、その実験が”どうして有効なのか”について過去の研究をひっぱりだして説明しなくてはありません。

全世界さがしてもあなたが親の人生をめちゃくちゃにしたなんて研究結果はないですし、そもそも子どもが親の人生めちゃくちゃにしたなんて研究なんてあるのでしょうか。

新しく研究するのもありですが、指標がなさすぎてデータとしてはほぼ使えないでしょう。

だから『あなたが親の人生をめちゃくちゃにした』という結論はほぼ証明不可能なんです。

『誰がみてもわかるように私が悪いって証拠を並べてから結論をだしてくれる?』

こういうと、理屈っぽくて嫌だ!といってくる親もいますが、私は感情で理不尽に怒ってくる人のほうがよっぽど嫌です。

タチカワ
タチカワ
まあ私の母親なんですけどネ

言うときのポイントは3つ

1.心のなかでいうだけでもよい

親にいい返すのって結構疲れますよね。

反論するとキーキーいってくるタイプの親の方もいらっしゃると思います。

そういう親に対しては言い返すのではなく、心のなかでいうだけでもいいです。

言い返す言葉をしっているかしっていないかで、気もち的には大きく変わってくるからです。

とにかく覚えておくだけでもオッケーです!

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2.感情的にならずに言えたら上級者

「よし、いいかえす言葉に使おう!」

と思ったあなたに言いたいのですが、こういう言葉を使うときに1番やってはいけないことってなんだかしっていますか?

……

ブッブー!!

正解は、『感情的にならないこと』です。

ついつい親の剣幕におされてブチギレて言い返してしまうかもしれませんが、それではあなたの消耗が激しくなってしまいます。

中国の思想家・孫子も、このようにいっています。

・主は怒りを以て師を興す可からず。此れ国を安んじ軍を全うするの道なり。

(訳:君主が一時の怒りによって戦争を起こしてはいけないし、将軍が憤激に任せて戦闘に突入してはならない)

孫子はくりかえし、『感情的になることは愚か者のやることである』と説いています。

なぜなら『いっときはいい気分になるかもしれないが、そのあとの空気や人間関係は最悪になり、修復はできない。』からです。

げんにあなただった親から感情をぶつけられて、もう嫌になっていると思います。

それが答えです。

あくまで、「この私に建設的な未来を築くために、あなた様の崇高なご意見をくださいませんか?」という姿勢を崩さず・冷静に言い返せたらあなたは上級者です。

※ただし上の例の「この私に建設的な未来を築くために」のようにあまりにへりくだりすぎると逆ギレする可能性があるので、あくまで自然に「私だってしんどいです」「意見があったら教えてください」ということをオススメします。

でもだいたいキレてくる人は自分の感情を相手にぶつけたいだけなので、いい意見をもっていることはほとんどありません。

話は少し脱線しますが、これができたら間違いなくアンガーマネジメントのプロになれます。

というかこの考え方は他の人間関係やビジネスでも使えるので覚えておくといいかもしれません。

3.最終手段は無視&スルー

あなたがどんな言葉をかけても親はキレてきたり、しんどいアピールをしつづけるかもしれません。

でも最初にいったとおり、心のなかでつぶやくだけでも心理的に効果はありますので、心のなかでつぶやいたら、さっさとその場を立ち去ってください。

親にあなたの時間をとらせないようにしましょう。

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損得勘定で親子関係を続けてもいい

親と一緒にいるのは嫌だけど仕方なく一緒にいる人へ。

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損得勘定で親子関係は続けるのは全然アリですよ

「親と一緒にいるのは嫌だけど、お金がないから家からでられない」

こう思っている人もなかにはいると思いますが、損得勘定で親子関係をつづけるのも全然アリです。

話は脱線しますが、最近の日本の給料事情としては給料はあがらず、そもそも安い。

そんななかで暮らしていくのは非常に辛いと思います。

情けない、とか思うかもしれませんが、あなたは現実をしっかりみて行動できているんですよ。

またこういう考えもあります。

「それでも親と一緒にいるのは嫌だ、いつかでていきたい」と思う人だけ続きのページをお読みください。

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現状1人暮らしは難しくてもあなたにできることはある。

親にイライラする毎日かと思いますが、あなたにできることはまだありますよ。

1人暮らしをするために貯金をする、クラウドワークスで家で働く、節約をする、とにかくお金に関することだって色々あるんです。

お金に関することは以下の記事を参考にしてみてください。

また体力をつけてメンタルを強くするのも大アリです。

わざわざジムにいかなくても、家で筋トレはできますよね?

初心者の筋トレの基本を勉強するなら『ダンベル何キロ持てる?』というアニメがオススメです。

楽しく筋トレについて勉強できます。

月額500円のAmazonプライムだったら今なら見放題で『ダンベル何キロ持てる?』がみれるので、一冊マンガ買うより安く済ませられますよ。

筋トレに興味があったら絶対Amazonプライム経由でみましょう!

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親はもう一生変わりません、でもあなたは?

私は実家から脱出して5年がたちましたが、親はまったく変わっていません。

なのであなたの親もこれから先変わることはないと思ったほうがいいです。

親のことは変えることはできませんが、あなたならまだなんとかなるはずです。

貯金をしたり、資格をとったり、筋トレをして自分を強くしたり…少しずつ行動していきませんか?

さいごに

この記事では親からしんどいアピールをされて疲れている人のために、

・親のしんどいアピールはこの3つの言葉を武器にして身を守れ!

・損得勘定で親子関係を続けてもいい

について解説しています。

この記事で紹介している「親のしんどいアピールから自分を守る3つの言葉」は必ずしも親にいわなくてもいいのです。

ただ知っているだけでもかなり心理的に楽になりますので、覚えておいてください。

親にこれ以上あなたの時間をとらせてはいけません。

親から少しでも独立できるように、体を鍛えるもよし、お金を貯めるもよし、資格をとるのもよし…

あなたなりにゆっくり着実に歩いていきましょう!

この記事を書いた私の実家脱出話はこちら▼にまとめています。