「親が毒親の人ってどんな方法で実家を脱出してるの?」
親が嫌いな人は1度はこのように疑問に思うのではないでしょうか?
私もかつては同じようにどうやって実家を脱出するかで、ものすご~~~く悩んでいました。
『親が嫌いだけど、どうやって脱出したらいいの?』
『私と同じように親が嫌いな人はいるのはわかるけど、結局みんなどうなってるの?』
10年前、私が学生だった当時ネットで検索したのを覚えていますが、そもそもそんなブログもでてこなかったのを覚えています。
毒親体験談はSNSやネットが普及した昨今よくきこえてくるようにはなりましたが、じゃあそんな人たちはどうやって親から離れたのか不思議ではありませんか?
(もしかしてまだ親と離れてない、とか?)
(はたまた親から自立失敗して借金地獄、とか?)
親からの独立に失敗してしまった人をついつい想像してしまいますが、ムリもない話です。
でも独立に失敗とかぜったい嫌ですよね!!!!
それだったらなぜ親からの独立が失敗してしまったのか、経緯や理由を知りたいですよね。
その失敗をあなたが独立するときに参考にさせてもらいたいと思いませんか?
むしろ今実家脱出計画をたてようと思っているなら、他の人の失敗とか気になるもの。
いやいや、タチカワが考え過ぎでしょ~!と感じる人もいるかもしれませんが、ここで一度よく考えてみてください。
”あなたの親はそう簡単にあなたを離してくれるでしょうか?”
簡単に離れないから、あなたは悩んでいるのではないでしょうか?
私は東京での1人暮らしをきっかけに実家を脱出したのですが今でも考えます。
『他の親で悩んでいる人はどうやって脱出したんだろう』と。
そこでこの記事では親から離れようと考えているあなたへどんな脱出方法があるのか、今世の中に出回っている『毒親マンガ』を参考に調査してまとめてみました。
なかには「こんな脱出方法があったのか!」と思うものや、個人的に「しんどかったろうな……」というものがあったり、本当に色んな脱出方法がありました。
あなたには『もし自分だったら…?』と考えながらこの記事をよんでください。
この記事では毒親マンガの完全なネタバレはしません。
もし興味をもったら読んでみるのをオススメします。
さあ、あなたは1人ではありません。
この記事で私と一緒に『親からの独立の方法』について、勉強していきましょう。
親が毒親の人って結局どんな方法で脱出してるのかグラフにまとめてみた。
様々な毒親本から次のようにグラフを図にまとめました。
今回参考にさせてもらった本については同じ記事のコチラからどうぞ。
さてまずはグラフをじっくりみてください。
……いかがでしょうか?
いろいろ疑問点がでてきたと思いますので、じっくり解説していきますね。
毒親から脱出した人がやっている方法第1位は、『1人暮らし』
第一位は1人暮らし、でした。
やはり、というか私も1人暮らしがきっかけで親と離れたタイプなのでそうなんだなあ~と思わず納得の1位でした。
私は社会人になってからお金をためて独立したタイプの人間です。
しかし簡単に1人暮らしといっても色んなパターンがありました。
1人暮らしのうち10人の独立方法は次の通りです。
- 社員寮(1人)
- 大学進学がきっかけ(4人)
- 社会人になってから自力で(5人)
- 不明(1人)
この4パターンでした。
ただし『社員寮』の場合、超高学歴(東大)の方の脱出方法だったため同じことができるかといわれたらすっごい難しいと思います。
そもそも東大とかめっちゃ頭のいい大学って寮もそれなりに完備されてますしね。
また社会人で働いている方だったら、『社員寮』『大学入学時』に1人暮らし始めるのは、タイミングを逃しているのでそもそも困難ですよね。
だからこそ私は、親から脱出したいと考えているあなたには3番めの『社会人になってから自力で』1人暮らしを始めるのをオススメします。
私も社会人になってから独立した人間なので、『社会人になってから自力で1人暮らしをする』というのは誰でもできるし現実的な方法ですね。
このあとにでてくる専門学校の寮も1人暮らしなのでは?と思いましたが、学生なのでやはり親がいないとできず自立度が低いと感じたので、別にしました。
ただ個人的に専門学校の寮も立派な脱出手段ではあると思います。
1人ぐらしにには興味をもったけど不安になったらこちら▼の記事もオススメです。
第2位が『不明』の理由
この『不明』がある理由なのですが、毒親本で見る限りは独立しきれていなかったり、どうやって独立したのか書かれていない方を分類しました。
これはプライバシーも関わってくるので毒親本には詳細がかけないパターンがでてくるのもしょうがないと感じます。
第3位が『結婚』『そのまま死ぬまで』
結婚が意外に低かったので驚きました。
結婚
結婚して夫の海外赴任についていくのがきっかけで離れられた人がいました。
さすがに海外だと簡単には連絡はとれませんから、これはこれでありだと思います。
海外で暮らすのが大変ですが、親と一緒にいるよりはマシではないでしょうか?
また結婚して「うちの親っておかしくない!?」と気づいてそのまま疎遠にした方もいました。
これめっちゃ私もわかるのですが、義夫婦をしって実家がどれだけおかしかったか改めて気づくきっかけになりましたよ。
そのまま死ぬまで一緒にいた
毒親が死ぬまで一緒にいた方もやはりいらっしゃいました。
やはり毒親があばれだすと家庭の外でも問題を起こすタイプの人だと怖くて離れられないようです。
私の親は世間体をものすごく気を使うタイプだったので、家庭外まで迷惑をかけるような親だったら一体どうしたらよかったんだろう、と今でも考えます。
それでも私のことですから家を飛び出したんだろうなと思います。
第4位『専門学校の寮』『両親が離婚』
あんまり『専門学校の寮』『両親が離婚』はないパターンだと思います。
寮がある専門学校ってそんなにないですし、普通の専門学校よりもお金もそれなりにかかってきます。
そんな学校に毒親の場合いかせてくれるなんてあまりないパターンだと思います。
私の親だったらありえないですね。
でも親が問題ないというならば専門学校の寮はわりといい方法だと思います。
また両親が離婚したから毒親から離れられた人もいました。
これはこれでいい方法だと思いのですが、だいたいの毒親は他人に依存している場合が多いので、すんなりと離婚までいくパターンがあまりありません。
互いにけなしあいながらもなんだかんだで夫婦を続けている人が多いので、親の離婚をして離れられたという人はラッキーかもしれません。
毒親から離れるには結局どの方法がいいの?
1人暮らし、結婚、そのまま親といる、色んな方法がありますが、結局はどうしたらいいのでしょうか?
1人暮らしがやはりオススメ。
1人暮らしを私はオススメします。
先ほどのグラフでも1番多かったのですが、やはりお金はかかりますが手っ取り早く親から離れられますし、まずあなたが平穏な人生を送るには平穏な環境がなくてはなりません。
平穏な環境を知らなければ、親がどんな環境を作り出していたかはやはりわからないと思います。
私も1人暮らしをしなければ一生実家からはでられなかったでしょう。
自分の夢をおいかけて実家をでなければ、今の夫とも出会うことはありませんでした。
だから私は1人暮らしをオススメしたいと思います。
親がいなかったらやりたいことは何か考える
あなたは親と離れたいですか、離れたくないですか?
私は親のことがあったから1人暮らしをした、というニュアンスが強めにこの記事で書いていますが、実は親なんて関係ありませんでした。
ただ単純に都会で1人暮らしをしてみたい、その気持があったから行動しました。
”都会にいけば自分のやりたかったこと、親から離れられること”
この2つが同時にかなってしまうんです。
だから私は東京にいくことを決めたんです。
だって親がいなくてもやりかったことなんですから。
今でもこの決断に後悔はありません。
親がいっていた色んなことが大嘘だってわかったから。
経験は何よりも事実を語ります。
1人暮らしが私の自立心をより強くしてくれました。
だから私は親からの独立には1人暮らしをすすめています。
それにさっきもいったとおり色んな人が1人暮らしをして毒親から離れてますしね!
やっぱり1人暮らししかなかったんだ、と思います。
やりたいことがないあなたへ
やりたいことがない、というあなたに質問します。
『今の生活に不満はありませんか?』
ないなら問題ないじゃないですか?
このままでいいと思いますよ。
でもこの記事を読んでいるということは少なからず親と離れたいと思っているあなたがいることは自覚しておいてほうがいいです。
行動しないで親とずっと一緒にいるのも1つの選択肢です。
私からはっきり伝えたいのは、若ければ若いほど行動をおこしやすいしあなたの人生を取り戻しやすいことということです。
夢もやりたいこともないなら、まずは親から離れて生活することを目標にしてはどうでしょうか?
若いうちに行動するとその後の人生が軌道修正しやすいのが特徴です。
いいたいことがきつくなってしまったらごめんなさい。
あなたがつらい思いをせず、自分らしくいきられる環境で暮らしてほしいと私は願っています。
今回参考にさせてもらったマンガの紹介と解説(と個人的感想)
今回のグラフに参考にさせてもらったマンガや本を紹介したいと思います。
毒親サバイバル
Amazonで毒親、と検索すると2位にでてくるマンガです。
毒親に育てられた人がどのように苦しみ、大人になっていったか11人分スッキリとした絵柄でかかれていきます。
毒親育ちの人がどんな大人になったかまで書かれているので、自分の将来について考える人にはオススメです。
いろんなパターンがあるので、自分を客観視するのにも役にたちますよ。
うちの親ってヘンですか?
『母がしんどい』の著者の田房さんが13人の毒親育ちの娘さんにインタビューした内容がマンガでまとめられています。
田房さんのツッコミが面白く、正論なのでさまざまな毒親のパターンをさらっと読むことができます。
母がしんどい
『毒親』という言葉はこの本から広まった、といっても過言ではないでしょう。
田房さんの書くギャクちっくなのに、でも毒々しい親の行動の数々の表現がすばらしい。
この手の本にしてはめずらしくさらっと読めます。
このマンガかくときもの田房さん自身すごくしんどい思いをしただろうな、と私は思いました。
うちの母が毒でして
私が今1番注目している毒親マンガです。
筆者のフエガムさんの気持ちがめちゃめちゃよくわかるので、読みながら思わず私も胸が嫌な感じにドキドキしてしまいます。
まずこのエッセイの1番の特徴は筆者のフエガムさんが結婚をきっかけに毒親から逃げるプロセスを詳細にかかれています。
フエガムさんの母親は、フエガムさんがいなくなったら捜索願をだすタイプの毒親です。
もし捜索願をだすぐらい毒親がいる人は超おすすめです。
実際にフエガムさんは警察に相談しにいっていますので参考になります。
結婚を気に親から離れたい人は必読の1冊です。
まとめ
この記事ではどうやって毒親から離れようかと悩んでいる人のために、以下の情報についてまとめています。
▼毒親の人って結局どんな方法で脱出してるのかグラフにまとめてみた。
▼結局どの方法がいいの?
▼参考にさせてもらったマンガの紹介と解説(と個人的感想)
私は親からの独立は1人暮らしをオススメしています。
時間とお金はかかるかもしれませんが、計画をしっかりたてれば実現できない夢ではありません。
あとはあなたがどうしたいかにかかっています。
私の実家脱出話を下の記事にリンクをはっておきますので、興味があったらどうぞ。